エンゼルス・大谷が延長10回に代打で出場 申告敬遠に敵地にもかかわらず大ブーイング

代打出場も申告敬遠だったエンゼルス・大谷

エンゼルスの大谷翔平投手(27)は6日(日本時間7日)の敵地ドジャー・スタジアムでのドジャースとの交流戦に延長10回一死二塁で代打で出場し、申告敬遠だった。スタメンから外れるの7月23日(日本時間24日)の敵地ツインズ戦以来、14試合ぶりだった。チームは延長10回タイブレークの末、4―3で勝って貯金2とした。

DH制がないためベンチで出番を待っていた大谷の名前がコールされたのはエンゼルスが1点を勝ち越した10回無死二塁だった。7番・投手ウォーレンの打順で「代打・大谷」とアナウンスされると敵地にもかかわらず歓声が上がった。マウンドは左腕クレビンジャーしかし、直後に申告敬遠で歩かされると、一転、大ブーイングに包まれた。

一死後、メイフィールドの右前適時打で三塁へ。フレッチャーの3球目に一走がスタートして一、二塁間で挟まれている間に本塁へ突入したがタッチアウト。盗塁死が記録された。

8月はここまで5試合で19打数2安打、打率1割5厘、本塁打、打点とも0。7月28日(同29日)に37号を放って以降、今季最長の8試合本塁打が出ておらず、マドン監督は試合前のオンライン会見で「彼には休みが必要だと思う」と語っていた。

7日(同8日)と8日(同9日)のドジャース戦も代打での出場が濃厚。スタメン復帰は10日(同11日)の本拠地でのブルージェイズ戦からの見込み。楽しみだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社