【飛び込み】玉井陸斗が7位 2000年シドニー五輪5位・寺内健以来日本勢21年ぶり入賞 

7位に入賞した玉井(ロイター)

男子高飛び込み決勝(7日、東京アクアティクスセンター)、初出場の玉井陸斗(14=JSS宝塚)は431・95点でメダルには届かなったものの、7位入賞を果たした。2000年シドニー五輪で5位となった寺内健(ミキハウス)以来、日本勢21年ぶりの入賞。曹緑(26=中国)が582・35で金メダルを獲得した。

競泳男子の瀬戸大也夫人で元飛び込み選手、馬淵優香の父・崇英氏の指導を受けている玉井は1回目は72・00など3回目を終えて234・25点で12人中7位と入賞圏内に付けた。4回目には準決勝で失敗した技を成功させて86・40を加点し、6位浮上。5回目は失敗したものの、6回目で75・60とし、合計431・95で見事に入賞を決めた。

玉井は準決勝を終えた時点で「目標? 8位入賞以上。いけるとこまでいきたい」と力強く語っていたが、パリ五輪に向けて自身の存在を世界にアピールした。

© 株式会社東京スポーツ新聞社