大きな、大きな追加点だ。東京五輪・野球の決勝・米国戦(横浜)が7日に行われ、「3番・左翼」で先発出場した吉田正尚外野手(28=オリックス)が1点リードの8回に放った安打などから、貴重な追加点を奪った。
何としても追加点が欲しい8回。先頭打者・山田が右前打で出塁すると、続く坂本が初球から犠打を成功させて一死二塁とチャンスメーク。ここで吉田正が打席を迎えると、マクガフの投じた3球目、低めのインコースに入った直球を捉え、打球を中堅方向へ。捕球した中堅手・ロペスが悪送球すると、その間に二走・山田が生還し、追加点を奪取した。