【新日本】内藤 6人タッグ王座強奪へ不敵発言「最大の弱点を見つけてしまったかな?」

石井(右)とニラみ合う内藤(左から2人目)らLIJの面々

新日本プロレス7日の後楽園ホール大会で内藤哲也(39)が、NEVER無差別級6人タッグ王者の後藤洋央紀(42)、YOSHI―HASHI(39)、石井智宏(45)組の〝弱点〟を指摘した。

内藤は10日横浜武道館大会でSANADA、BUSHIと組んで、同王座に挑戦する。また、9月メットライフドーム大会ではSANADAと組んで、同じく挑戦者の後藤、YOSHI―HASHI組とともに3WAY戦でIWGPタッグ王者のタイチ、ザック・セイバーJr.組に挑む。

この日は8人タッグマッチの前哨戦に出撃。YOSHI―HASHIを執拗に場外鉄柵に投げつけたかと思えば、リングの上では脇固めに捕らえるなど、チームをけん引する。最後はSANADAがカウンターのTKOからSkull Endで本間朋晃からギブアップを奪って、LIJに凱歌が上がった。

目下V8と同王座の最多連続防衛記録を更新中の王者組に挑む内藤はその実力を認めつつも、1日後楽園大会で挑戦を表明した際の出来事について言及。「YOSHI―HASHIが『負けたばっかだろ?』ってぶつぶつ文句言ってたよ。その直後、マイクを持った後藤が『誰の挑戦でも受ける』って言ってたわけで…。え、意思の疎通ができてないのかな? こんなに防衛記録を伸ばしてるのに、意思の疎通ができてないの?」と、後藤とYOSHI―HASHIの〝連携不足〟を指摘した。

どうでもいいことをネチネチと嫌がらせ…いや、ささいなことでも掘り下げることで活路を見いだすタイプの内藤は「なんか小さいことかもしれないけど、最大の弱点を見つけてしまったかな? 意思の疎通がちゃんとできてないのであれば、俺たち3人が勝つ可能性は十分ある…って今のところ俺の見解はこんな感じですね」。同王座初戴冠へ自信をのぞかせていた。

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