〝シャツアート〟有志集う 作品「動く。動き出す。遊び。」 交流楽しみ再会約束

 上越市直江津地区で開催中の「なおえつ うみまちアート」の作品の一つ、「動く。動き出す。遊び。」のシャツを預けられて着ている人たちの有志が7日、同イベントの安国寺通り特設会場に集まった。記念写真を撮り、次に集まる約束をするなど交流を楽しんだ。

 シャツは松岡亮さんが直江津をイメージした刺しゅうを施し、直江津に関わりのある人50人に配布。受け取った人が着て街を歩くことで作品の展示となる。シャツは9月5日に回収し、松岡さんが同会場で縫い合わせ、1枚の布にして展示する。それまでは会場に、シャツを受け取った人で撮った集合写真を展示している。

作品のシャツを着て、7月3日に撮影された集合写真の前でポーズ

 集まりは同市東雲町2の中野由佳さんが提案した。「9月にシャツを返すので、早いうちに集まりたいと知り合いに声を掛けた」という。知り合いが知り合いを呼んで9人が参加。「予想の5人をはるかに超えた」と喜んだ。

 集まった9人は会場の集合写真の前などで何枚も写真を撮影し、29日に海浜公園で開かれるマーケットイベントで再び集まることを約束し、連絡先を交換し合った。

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