東京五輪・新体操団体総合決勝(8日、有明体操競技場)、杉本早裕吏(25=トヨタ自動車)、竹中七海(22=同)、松原梨恵(27=東海東京フィナンシャル・ホールディングス)、熨斗谷さくら(23=日女体大院)鈴木歩佳(21=日体大)の日本代表「フェアリージャパン」は2種目合計72・500の8位に終わった。
2019年世界選手権で銀メダルに輝き、悲願のメダル獲得が期待された中での一戦だったが、予選ではミスが目立ち、一時は予選敗退の危機に陥ったが、7位で決勝へコマを進めた。
巻き返しを狙った決勝は、1種目目のボールで「ランドセル」や「ミルフィーユ」を決めたが、42・750点と得点を伸ばすことができなかった。2種目目のフープ・クラブではミスが目立ち、初のメダル獲得とはならなかった。
新型コロナウイルス禍前は、日本とロシアで半分ずつ過ごし、ほぼ1年間毎日チームメイトと寝食を共にしながら日本の強みである「チームワーク」の向上に励んできたが及ばなかった。
金メダルはブルガリア、銀メダルはROC(ロシアオリンピック委員会)、銅メダルはイタリアだった。