人気俳優×有名監督がタッグ 「少なくとも何かの役で」監督全作への出演目指す

俳優マット・デイモン(50)は、スティーブン・ソダーバーグ監督のすべての作品に出演しようとしているそうだ。同監督の「オーシャンズ」シリーズ3部作、2009年の犯罪コメディ『インフォーマント!』、2013年の『恋するリベラーチェ』などに出演してきたマットが、新作『ノー・サドン・ムーブ』にカメオ出演した経緯について語った。

「スティーブンの映画には、少なくとも何かの役で必ず出演したい。これまでで10回ぐらいだと思うよ」「僕が『最後の決闘裁判』を撮影している時、彼から電話があって、その役には別の俳優がいたけどコロナなどの影響で状況が変わり、その役が空いたと言われたんだ」とマットはコライダーに語る。

ソダーバーグ監督作品ではすべてそうしているように、マットはすでに脚本に目を通していたため、「簡単に」出演を決める事が出来たそうだ。「彼の作品には興味があるからたいてい脚本は読んでいて、これもすでに読んでいた。だから、この役を演じるチャンスに飛びついたよ」

更に、大好きな2人の俳優と共演出来ると言う思いがけないおまけも得たとして、「ドン・チードル、ベニチオ・デル・トロという、世界で最も大好きな俳優たちとのシーンがあって、それもこの仕事を簡単に受けた理由だよ」と続ける。

ベン・アフレックと共同で製作会社パール・ストリート・フィルムズを創設し、映画プロデューサーのクリス・ムーア 、ショーン・ベイリー、そしてベンとアメリカのテレビシリーズ『プロジェクト・グリーンライト』にも携わったマットは、将来手掛ける作品について質問され、「無いよ。温めている物はあるけどまだ分からない。機会が来るのを待っているところだよ」と答えていた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

© 株式会社神戸新聞社