こんにちは。キャンプ系YouTuberのFUKUです。100円ショップのダイソーから、まるでロッジのラウンドグリドルみたいなかっこいい薄型スキレットが330円で発売されました。今回はこの「薄型スキレット」のご紹介と、こちらをシーズニングしてベーコンエッグを作っていきたいと思います。
ダイソーから「薄型スキレット」が出た!
視聴者さんからの情報で、ダイソーから「薄型スキレット」が出たということで購入してきました。
これがただのスキレットではありませんでしたので、今回はシーズニングをして最終的にベーコンエッグを作ってみようと思います。
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ついにダイソーでこんなお洒落なやつが出ちゃったんですよ。
ダイソー「薄型スキレット」の概要
それでは早速、ダイソー「薄型スキレット」の概要を見ていきましょう。
サイズ
直径は約16cmで、ソロで使いやすいサイズです。
厚みはほぼ鉄板に近いような薄さで、かなり筆者好みな感じです。
重さは薄型ということもあって、大きさの割にそんなに重くないです。
流石に軽いとまでは言いませんが、持ってみて重いかと聞かれたら決してそんなに重くないという感想を抱く「スキレット」です。
重さと厚みは後ほど計測したいと思います。
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筆者は軽いのが好きなんです、、、
流石にそのもの自体が使い心地が悪くなるまで軽くするのはどうかと思いますが、機能や特徴を最低限維持した状態で軽くなったものは、個人的には好きなんですよね。
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ダイソーさんはそんなことまで考えて蓄熱性を維持しつつギリギリまで軽くしたとかそういう意図で作った物ではないとは思いますが、同じ形したスキレットばかりなのでちょっと軽くしたらお洒落なんじゃない?300円の予算だしそんなに多く鉄は使えないよね?みたいなノリで作ったら、たまたま筆者の趣向にめちゃくちゃ刺さるスキレットだったという結果だったと思うのですが。(笑)
※筆者の勝手な思い込みです。。。
価格
そしてお値段は、330円(税込)という嬉しい価格です。
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今回の「薄型スキレット」に限っては、これは一目見て妥協ではなくて素直に欲しいと思いました!
ダイソー「薄型スキレット」の重さは?他商品と比較します
「薄型スキレット」重さは499gでした。
これが軽いかと言われると軽くはないと思いますが、スキレットにしては重くはないですよね。
他の商品はどうでしょう?比較してみたいと思います。
ダイソー「200円スキレット」と重さを比較
ダイソーの「200円スキレット」。こちらは直径が13cmです。
今回の「薄型スキレット」よりひとまわり小さいです。
重さは569.5gと、ひとまわり小さいのにこちらの方が重いです。
ロッジの「スキレット」と重さを比較
筆者が家出よく使用しているロッジの「スキレット」です。蓋付きでかなり重いです。
直径は21cmあります。
このサイズになってくると重さも1468gあります。
蓋だけでも1033gです。
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ロッジの「スキレット」は確かに食材がめちゃくちゃ美味しく焼けるんですが、これを外に持っていくことはほとんどなくなりました。
ロッジの「角形スキレット」と重さを比較
筆者が外でたまに使っていたのがこちらのロッジの「角形スキレット」です。
これも小さい物で、直径14cmです。
重さは775gとやはり重いです。
他社のスキレットとの重さの比較結果は?
スキレットを使う上でネックになることがいくつかありますが、やはり重たいというのはその一つです。
他のスキレットと比較してもダイソーの「薄型スキレット」はこのサイズで499gと一番軽いので、筆者にとってかなり魅力的です。
ダイソー「薄型スキレット」の厚みは?他商品と比較します
ダイソーの「薄型スキレット」が軽いのは単純に薄いからじゃないの?ということですが、まず薄型になったことで深さが浅くなったのでその分軽いのと、厚みも少し薄くなっていると思います。
底の厚みをざっくりと測ってみます。
ロッジの「角形スキレット」と厚みを比較
ロッジの「角形スキレット」は約4.5mm厚でした。
ダイソー「200円スキレット」と厚みを比較
ダイソーの「200円スキレット」も同じく約4.5mm厚でした。
他社のスキレットとの厚みの比較結果は?
ダイソーの「薄型スキレット」は約3.5ミリmmで、他のスキレットより1mmほど薄いです。
そのためそこまで重くないようです。
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スキレットは食材に熱ムラがなく伝わって、保温性が高いというのが魅力ですが、厚さが薄くなれば当然その能力は下がってくると思います。
ただ、厚み3.5mmでも使ってみて美味しく焼けるなという実感があれば、私はソロキャンプで重たいスキレットを持っていくよりはこちらの「薄型スキレット 」の方がいいなと思っちゃいますね。
スキレットの能力を最大限に生かしたいという目的の方には、少し魅力が落ちるかもしれません。
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あんまり薄すぎて取手の根元が何かの拍子にポキッと折れちゃったりしてね。
もしそんなことになったらこれはステーキ皿になっちゃいますけど。(笑)
ダイソー「薄型スキレット」には蓋がない! 代用品はある?
ダイソーの「薄型スキレット」には蓋がありません。
何かないかなと探してみたら我が家にありました。
ユニフレーム の「ちびパン リッド」です。
これなら鋳鉄製の蓋よりも軽いです。
ハマり具合もジャストフィットとまではいきませんが、一応ちゃんと納まって乗ってくれます。
なんとなく乗っているだけなので強く揺らせばズレますが、蓋としては十分使えそうです。
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見た目もいい感じで、「ちびパン リッド」採用です!!!
▼ユニフレームの「ちびパン リット」はこちらから
「スキレット」を使う前のお手入れ シーズニングをする
「薄型スキレット」を使っていく前に、シーズニングをやっていきましょう。
1.スキレットを洗う
スキレットを購入したら、まずは洗っていきます。
錆止め油が塗られていますので、裏までしっかり洗ってあげてください。
2.スキレットを火にかける
水気を切って、スキレットを火にかけます。
そのまま火にかけると熱くて持てないので、セリアに革製のハンドルカバーが売っているのでこれを使います。
ただ短時間持つだけならいいんですが、長時間持つと熱くなってしまいます。
キャンドゥを覗いたら本格的な牛皮の手袋が550円(税込)で出ていましたので、今回はこの手袋を試してみます。
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そんなに分厚くはないけど、柔らかくて550円なら安いと思います。
スキレットカバーをつけて、手袋で持てばとりあえず大丈夫でしょう。
3.スキレットに油を塗る
水気がなくなったら、スキレットに油を満遍なく塗ります。
裏側にも塗って、取手にも塗っておきます。
4.もう一度火にかける
再度火にかけます。煙が出てきました。
煙が止んできたら油を塗る→火にかけるを繰り返していきます。
これを何回か繰り返した方がいいと思うので、筆者はこの工程を5回ほど繰り返しました。
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ちょっと熱ムラができていたので、バーナーパッドを敷いてみました。
※アウトドアバーナーを使う場合には輻射熱が凄いので、ガス缶が近くなるタイプは避けてください。
5.くず野菜を焼く
最後にくず野菜を焼いていきます。
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この作業でスキレットの鉄臭さが取れるようなのですが、実感としては私はよくわかりませんでしたが一応やっておきます。
やらないと大変なことになることはないと思います。
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シーズニングで重要なことは
- 最初の錆止め油をしっかり落とすこと
- 熱を入れて油でコーティングしてやること
何度かやらないとコーティングが甘いと思うので、繰り返すのがいいかと思います。
シーズニングもしっかりできたので、「薄型スキレット」を使っていきたい思います。
ダイソー「薄型スキレット」でベーコンエッグを作る
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シーズニングが終わってちょっとムラはできたものの黒光するようになりましたので、こいつを使って食材を焼いていきたいと思います。
本日も庭の基地でやっていきます!
今回はベーコンエッグを作りたいと思います。
ベーコン切る
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せっかくスキレットで焼くので、厚めにベーコンを切っちゃいましょう。
薪を割る
ユニフレームの燕三条乃斧で薪を割っていきます。
これだけ薪があれば、大丈夫だと思います。
▼ユニフレームの燕三条乃斧はこちらから
ながぐつストーブを組み立てる
ちょうどいいサイズなので、今回は筆者とCGKのコラボ商品「ながぐつストーブ」を使っていきます。
組み立てていきます。
補強板、ロストルをはめます。
不安定になるのでしっかりツメをかけておきます。
完成しました。
風が強かったり不安定な場合は、日本の後ろ足を交差して差し込んでください。
▼youtuber FUKUとCGKのコラボ商品「ながぐつストーブ」はこちらから
火を起こす
キャンドゥで「ファイヤースターターウッド」というものを見つけました。
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私、フェザースティック作るの下手なんです。
なので、木の先を少しだけ削っておいてこれを絡ませてやると、キャンプ場でトイレとかから帰ってきた友達に『フェザースティック作っといたぜ!』なんて言えちゃいますね。
ながぐつストーブに偽フェザーを突っ込んで、あとは適当に薪を足します。
それでは火をつけていきます。
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偽フェザーよく燃えるな。ちゃんと薪に燃え移ってくれたようです。
巻きの細割りをできるだけ細かくしておくと、簡単に着火できると思います。
もう少し薪をくべて火力を上げておきます。
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どんどん燃えていくので中に突っ込んで、また薪を入れてください。
食材を焼いていく
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スキレットを置いていきましょう。
薪の炎でスキレットを温めるっていいですよね。
油を引いて、ベーコンを焼いていきます。
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よし!ベーコンを返しますよ!
うわあーーー。うまそう、、、
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次にお決まりの卵を、フチで割って入れます。
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あれ、いつもだとここで失敗するのにしませんでした。(笑)
今日は美味しいベーコンエッグが食べられそうです。
そろそろできたようなので、盛り付けていきます。
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お!全然スキレットにくっついてないですよ!スルッと取れました!
シーズニングが上手くいったようです。
実食。
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バッチリなんじゃないですか、これ。
それではいただきたいと思います。
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うまい!!!
これは外で食ってる効果だけじゃないなあ。
スキレットで実際上手く焼けていますよ。
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最近、この微妙にアルコールが入ったビールのようなものが出たそうなんです。
アルコール0.5%だそうで、私基本的には飲めないのでノンアルコールを飲むことが多いのですが、微アルコールならいいんじゃないかということで飲んでみます。
いただきます!、、、なるほど。
飲み終わって最後の最後のところでほんのりアルコールが来ました。
味だけでいうと、いつものオールフリーが好きですが、ほのかにアルコールを感じられるのはいいですね。時々こちらも飲んでいきたいと思います。
▼アサヒビアリーはこちらから
ごちそうさまでした。
ダイソー「薄型スキレット」の使用後のお手入れ
使用後は、お湯で洗って煤を落として、もう一度水気を飛ばして油を塗っておきました。
ずっと使っているとコーティングもしっかり付いてくるので、そうするとたまに石鹸で洗うこともあります。
シーズニングの方法も情報サイトによって書いてあることが少しずつ違いますが、熱を加えて油を塗ってということを繰り返してコーティングして、普段から何度も料理に使っていれば大体馴染んでくると思います。
ダイソー「薄型スキレット」 ただのスキレット じゃなかった!
今回は、ダイソーの「薄型スキレット」をご紹介しました。
スキレットをまだ使ったことがない方は、こんなかっこいいものが330円で購入できて、ソロキャンでも家キャンでも遊びがいがあると思いますので是非購入してみてください!
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薄くてそこまで重たくないスキレットが手に入って筆者は満足しております。
皆様のキャンプ道具選びの何かの参考になれば幸いです。これからキャンプに行かれる方はお気をつけて行ってらっしゃい!
こちらの記事で紹介した内容は、動画でより詳しく見ることができます!ぜひチェックしてみてください!