ジブチ大使が首里城支援金 「沖縄との約束」

 来県中のアホメド・アライタ・アリ駐日ジブチ大使は7日、那覇市牧志のホテルパームロイヤルNAHAを訪れ、高倉直久総支配人に首里城復興のための支援金を託した。大使は近く離任予定だが「沖縄との約束をまだ果たしてなかった」と支援の理由を語った。

 アライタ・アリ大使は昨年12月、県庁で玉城デニー知事と面談し、首里城再建支援や教育を通じた沖縄との交流促進について意見交換した。その約束を果たそうと支援金を準備したという。ただ新型コロナウイルスの影響で直接面談できなかったため、親交のある高倉総支配人に目録を受け取ってもらった。支援金は既に県に振り込んだという。

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