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原爆の悲惨さと平和の尊さを伝える「ヒロシマ・ナガサキ原爆写真パネル展」(県主催)は、宮崎市のイオンモール宮崎1階で開かれている。廃虚と化した街の様子などを写したパネル写真20枚を展示している。11日まで。
広島平和記念資料館から資料を借り受けて開催。原爆投下前の街並みと投下後に焼け野原になった街の写真が比較できるように並ぶほか、キノコ雲が立ち上る光景を撮影した写真などが展示され、原爆の恐ろしさを物語っている。
被爆し、背中全体が赤くただれた16歳の少年の写真などもあり、来店者は足を止めて見入っていた。母親と訪れた同市・西池小5年の松田沙悠さん(11)は、「被爆した人はかわいそうだなと思った。戦争はなくなってほしい」と話していた。