【エルムS】アメリカンシードは鼻出血を発症し、3秒4差最下位に惨敗 

14着に終わったアメリカンシード

函館競馬メインのGⅢエルムS(8日=3歳以上、ダート1700メートル)は、4番人気スワーヴアラミス(牡6・須貝厩舎)が、好位追走から直線しぶとく脚を伸ばして、昨年のGⅢマーチS以来となる重賞2勝目。鞍上の松田大作騎手は15年のGⅢクイーンS(メイショウスザンナ)以来となる6年ぶりの重賞勝利(通算3勝目)となった。

1番人気に支持されたアメリカンシード(牡4・藤岡厩舎)は、道中好位で運ぶも、勝負どころで早くも失速し、勝ったスワーヴアラミスから3秒4遅れの最下位14着に惨敗した。鞍上のルメール騎手は「3番手のいい位置で運べたけど3角で突然やめる感じで苦しくなった。暑かったし、鼻出血を発症した様子」とアクシデントを悔やんだ。

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