巨人がエキシビション6戦未勝利 原監督が3戦連続引き分けの原因を指摘

エキシビションマッチ6戦でいまだ未勝利の巨人・原監督

巨人と日本ハムとのエキシビションマッチ(8日、函館)は4―4の引き分け。原辰徳監督(63)が追加点の重要性を強調した。

巨人は2回、敵失につけ込み一挙4点を奪ったもののその後は好機で追加点を奪えず。7回に追いつかれると、そのまま引き分けとなった。

巨人は6戦を終え3敗3分けと未勝利。9日の日本ハム戦(函館)が後半戦開始前、最後の実戦となる。3戦連続の引き分けに指揮官は「やっぱり4点を取った後に、1点も取れていないというところの方が(原因が)あるだろうね」と指摘した。

攻撃面の責任者・元木ヘッドコーチも「1本出なかったな。スコアリングポジションまで行って、あそこで1本出ると…。そこが難しさでしょ」と3回以降、3度の得点圏での無得点を嘆いた。

坂本が侍ジャパン、ウィーラーが残留調整と野手陣は主力を欠いている。「(勝敗は)あまり意識はしてない。負けない方がいいんじゃない」(元木ヘッド)と底上げと調整も目的のひとつではある。それでも原監督は「1点を取らないといけないよね。1点でも2点でも、(先制点の)その後に」と勝利への執念をのぞかせた。

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