台風10号接近で神奈川県内に大雨 土砂災害に注意、9日は高波警戒も

横浜地方気象台

 台風10号は神奈川県内には8日昼頃に最接近し、午前を中心に大雨をもたらした。横浜地方気象台によると、降り始めからの総雨量(同日午後5時現在)は横浜市中区で114.0ミリ、三浦市が110.0ミリと東部でかさんだ。

 8日未明には、横浜、大和、厚木市内などに設置された県の雨量計で、1時間に40ミリ以上の激しい雨が観測された。気象台は大雨警報を発表した三浦半島を中心に「地盤が緩んでいる所がある」として土砂災害への注意を促した。

 また、9日以降は台風9号の影響で風が強まることから、高波への警戒も呼び掛けている。

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