コンパクトかつ3列シートを備えるミニバン。それでいて199万円〜という低価格とあって、大人気を博しているホンダ フリード。まもなくのフルモデルチェンジを噂されているにもかかわらず、今なお販売ランキングで上位にランクインするほどである。じつは先に挙げた3つのポイント以上に、バリエーション豊富な2列目シートも人気の理由なのだった。そこで2種類あるフリードの2列目シートのそれぞれの特徴をご紹介しよう。
フリードの2列目シート全2種類! 購入時に悩む人も
ホンダ フリードは3列目シートを備わるミニバンにもかかわらず、全長約4.3mとコンパクトなボディの持ち主。そのためアルファードなどの大型ミニバンからのダウンサイザー、そして軽自動車からのアップサイザーから熱烈な支持を集めているのだ。
フリードには全2種類のシートを用意しており、その差は2列目シートにある。全7人乗りとなる3人がけのベンチシート。そして全6人乗りのキャプテンシート(左右独立式)をラインアップしている。
言うまでもないが7人家族の場合はベンチシートタイプ一択となるが、フリードの購入者層は3〜4人家族が多い。そのため、購入時にどちらにするか? で悩むユーザーが多いのだった。
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オススメは6人乗りモデル! そのワケは快適性にあり
7人で乗る機会が多くないのだったら、筆者としてはキャプテンシートをオススメする。理由としては、左右それぞれのシートが独立しており、リラックスして座れるからである。というのもキャプテンシートの場合、シートそれぞれに2つのアームレストが備わり、長距離ドライブ時などにはかなり重宝するのだった。
ベンチシートタイプの場合、中央シートに格納式のアームレストが備わっているのだが、快適性という観点ではキャプテンシートに軍配が上がるのだ。
ちなみに2列目に設置されているカップホルダーの数は左右それぞれに2つと、どちらを選んでも同じである。
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長尺物を載せるなら6人乗りが断然便利
ほかにもシートアレンジにも違いがある。前後スライド機能などは同じであるが、たとえば長尺物を積載する際にかなり使い勝手が変わるのだった。
というのもキャプテンシートの場合、左右シート間にスペースがあるため、スキーの板などの長物を難なく車内に載せられるのだった。
今回はホンダ フリードの2種類ある2列目シートのうち、どちらがおすすめか? をご紹介してきた。3〜4人家族であれば、断然キャプテンシートという結論であった。もちろんベンチシートの良さもあるのだが、乗車人数にこだわりがなければ、ぜひともキャンテンシートを選んで欲しいところ。
これからフリードの購入を考えている人は、ぜひこの記事を参考に実車を確認して欲しい。
【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】