DF吉田麻也 長崎・原爆の日に思い「世界は変えられる。コロナにだって打ち勝てる」

DF吉田麻也

東京五輪でサッカー男子代表の主将を務めたDF吉田麻也(32=サンプドリア)が、出身地である長崎の原爆の日について思いをつづった。

長崎出身で幼少期を過ごした吉田は、原子爆弾が投下されてから76年を迎えた9日に自身のインスタグラムで思いを投稿した。

「原爆が落ちた76年後、僕らはオリンピックを楽しむことができました。世界は変えられる。コロナにだって打ち勝てる」と英語と日本語を併記して投稿。世界平和の重要性と、現在世界で深刻化している新型コロナウイルス感染拡大の収束を願った。

吉田は東京五輪の期間中も強力なリーダーシップでチームをけん引し、4強躍進に貢献。熱い言葉でチームを鼓舞し続けた。自身にとって特別な故郷への熱い思いとともに、平和への願いを改めて強く訴えた。

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