韓国で不発弾発見、日本植民地時の航空弾と推定 空軍爆発物処理班が出動

9日午前、全羅北道群山市小龍洞近くの工事現場で長さ62㎝の不発弾が発見された。

不発弾が発見されたという通報を受けた陸軍106旅団1大隊は航空弾であることを確認し、空軍第38戦闘飛行戦隊(38戦隊)に回収を要請した。

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38戦隊爆発物処理班(EOD)は現場に出動し、安全対策をした後、不発弾をペタン貯蔵庫に移送した。

聯合によると、38戦隊の関係者は、「日本の植民地時代当時の航空弾と推定される」とし、「不発弾を安全に処理した」と述べた。

韓国では朝鮮戦争時(1950年~53年)の不発弾が発見されることは多く、2016年から2020年までの5年間だけでも、10万6132発の不発弾が発見・処理されている。(韓国国防部)

不発弾が発見されると、専門訓練を受けた爆発物処理班(EOD)が出動し安全対策・処理作戦(焼却・起爆処理)を実行している。

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