【千里山】「オーガニックキッチンアナトリエ」でカラダを労うやさしいランチ

※新型コロナウイルス感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉・密集・密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

「オーガニックキッチン アナトリエ」があるのは、阪急「千里山駅」から徒歩約20分の閑静な住宅街。ナチュラルな雰囲気の外観は、吹田の山手ならではのほのぼのとした空気に馴染んでいます。

食からつながる健康に目を向ける

手前はオーナーの松田あいみさん

かつて、飲食とは別の夢に向かって邁進していた松田さん。しかし、忙しい日々の中で徐々に体調を崩していきます。「体調が悪いと夢も叶えられない」そう考えた松田さんは、“健康のための食事”について改めて考えるように。

木と白を大切にした店内

栄養士の資格を取ろうと進路を変え、大学在学中に栄養士とフードスペシャリストを取得。卒業後は飲食業界に就職し、さまざまな店舗で経験を積みます。

ショーケースにはおいしそうなキッシュが並ぶ

その後、カフェで約3年間修行を積み、2013年に“健康的な食事を提供するカフェ”というコンセプトの同店をオープンさせました。目標は、食育をおしゃれに発信し、健康な日本人を増やすこと!
「食べたもので体が作られる、ということをもっと知っていただきたいって思うんです。一つひとつの食事の大切さが伝わればいいなと、オーガニックのお野菜やインスタントに頼らない調味料を使って毎日丁寧にお作りしています」と松田さんは話します。

旬の野菜とやさしい味付け

健康的な食事と聞くと、なんだか小難しそうに感じるものですが、ポイントはたったひとつ、“しっかり選んだ食材を使う”、これにつきます。

「カラダに優しい7品のランチプレート」(1,300円)

同店の思いがしっかりと味わえるランチが、「カラダに優しい7品のランチプレート」です。能勢の契約農家さんなどから毎日届く有機・無農薬の野菜をたっぷり使い、彩り豊かな7つのおかずを仕立てています。

窓の外を眺めつつゆっくりといただきたい

雑穀おむすびと無添加麦味噌・有機玄米味噌で仕立てたお味噌汁、季節のフルーツに加え、少しずつ盛られたおかずたち。栄養や味わいの多彩さはもちろん、ルックスにもこだわり、写真に残しておきたい可愛らしさです。

この日のメインは鶏肉のソテーのトマトソース添え。ジューシーな鶏肉に自家製トマトソースがよく絡み、雑穀おむすびがどんどん進むおいしさです。

ズッキーニといんげんのショートパスタ
そうめんかぼちゃの酢の物

和食・洋食にこだわらず、旬の野菜をどうすれば生かせるかに注力したおかずの数々。「今日はどんなひと皿がいただけるかな?」と想像するのも楽しいです。

ぷるぷるシフォンでひと休み

「上山手シフォン」(880円)

スイーツなら、ぷるぷるの食感が楽しめる「上山手シフォン」がおすすめ。水分量多めのシフォンにアイスクリーム2種、ディップソース3種を盛り合わせたシフォンプレートで、お腹も心も大満足間違いなしです。

この日のアイスクリームはバニラとキャラメル。ディップソースははちみつ、チョコレート、自家製ジンジャージャムというラインアップ。

カットするだけでもやわらかく崩れていくぷるぷるのシフォン。自然卵やてんさい糖を使用した、安心していただけるスイーツです。
自家製ジンジャージャムにディップして頬張れば、ジンジャーのほどよいアクセントが広がって思わずにんまりしちゃうおいしさ。浸すソースによって味わいが異なり、飽きずにいただけるのもうれしいポイントです。

定期的に通いたい、ほっこりカフェ

店内のあちこちに飾られたドライフラワー、隅々まで整えられたテーブルと椅子、外からの優しい光で満たされた店内、どれもこれもが心地よく、長居したくなるやわらかさに満ちています。

今後は契約農家さんから仕入れるお野菜の予約販売も行う予定。「健康的でおいしいオーガニック野菜を、もっとたくさんの人に知っていただきたくて」と微笑む松田さんの人柄もまた、同店の魅力のひとつです。

  • とっておきのランチを楽しみたい
  • 静かなカフェでひと休みしたい
  • 有機・オーガニックに興味がある

そんな人にはぜひおすすめ。
「オーガニックキッチン アナトリエ」で、忙しい日々から少しエスケープしませんか?

※掲載内容は取材時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。

※新型コロナウイルス感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉・密集・密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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