湯河原町施設、混雑状況をリアルタイム配信 感染防止に 神奈川

万葉公園の玄関テラス(資料写真)

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、神奈川県湯河原町は来場者の密を避けるため、町内施設の混雑状況をリアルタイムで配信するシステムを導入した。7月から順次、運用を開始。町のホームページからアクセスして活用する。

 対象は町立図書館、町立湯河原美術館、万葉公園、こごめの湯、湯河原海浜公園プール、湯河原海水浴場の6カ所。各施設の職員が来場状況を確認し、「空(す)いている」「やや混雑」「混雑」の3段階で配信する。

 湯河原海浜公園プール、湯河原海水浴場は利用期間の8月末まで配信。その他の施設では当面、配信を続けるという。

 9月以降は町のイベントや後援事業などでもシステムの活用を検討している。町は「各施設を訪れる前に確認してもらい、感染防止に役立ててもらいたい」と呼び掛けている。

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