俳優ウィリー・ガーソン(57)によると、『セックス・アンド・ザ・シティ』の撮影セットでミハイル・バリシニコフとの会話が弾むことはなかったそうだ。同ドラマでスタンフォード役を演じたウィリーは、アレクサンドル役のソ連出身でアメリカに亡命したバレエダンサー、ミハイルとの会話を試みたものの、文化的違いにより中々上手く進まなかったという。
Usウィークリー誌に、ウィリーはこう話している。
「僕はロシア人じゃない。だからミハイルと会話を持つのはとても難しかったよ。彼が悪い人だとか意地悪だとか言っているわけじゃない。彼は非常にロシア人なんだ」
「『ミハイル、昨夜何した?』って話しかけると『ディナー』って返ってきて、会話はそこで終わる」
「ただ生き方が違うからなんだけど。僕が(冗談で)『昨夜スタジオ54に行って、グレイス・ジョーンズからのコカインを吸った』なんて言ってみたよ。(そんなこと)したことないけどね」
映画『セックス・アンド・ザ・シティ2』で、ウィリーの役柄はマリオ・カントーネ演じるアンソニーと結婚、司会を務めたライザ・ミネリは、ビヨンセの曲『シングル・レディース(プット・ア・リング・オン・イット)』も披露していた。
ウィリーはライザとの共演が嬉しかったとして「僕はライザが大好きで、彼女は遊び心に溢れていたよ。この曲とダンスにはとても努力をしていたね」「そして僕は、結婚式のシーンでアドリブを入れたと思う。『誓いますか』と彼女に聞かれて、僕は『はい、ライザ・ミネリ、誓います!』って言ったと思う。凄くやり過ぎって感じだったから、それを加えないわけにはいかなかったんだ」と当時を振り返っている。
(BANG Media International/よろず~ニュース)