〈北信越インターハイ〉体操競技、上越で始まる 関根学園、高田が出場 リージョンプラザ上越

 全国高校総合体育大会「輝け君の汗と涙 北信越総体 2021」(通称・インターハイ)体操競技は9日から3日間の日程で、上越市下門前のリージョンプラザ上越を会場にして始まった。

 上越市全国高校総体推進室によると、男女団体、個人に全国から208校、選手や監督で約950人がエントリー。役員や補助員らを含めると約1620人が大会に携わる。競技は無観客制で行われ、インターネットで生配信される。

 男女団体、個人の競技に上越からは関根学園男子、女子計12人、女子個人に高田1人が出場する。初日は男女個人エントリーの選手が出場し、男子6種目、女子4種目に挑んだ。2日目(10日)午後に関根学園の男女各団体メンバーが登場する。最終3日目(11日)に、2日目までの予選上位校による男女決勝演技が行われる。

開始式で選手宣誓する関根学園の佐藤寛太(右)と細川琴未(同校顧問提供)

 初日は演技に先立ち開始式が行われ、関根学園の佐藤寛太、細川琴未の両選手(共に3年)が「新型コロナウイルス感染拡大により2年ぶりの開催となったインターハイで競技できることの喜び、開催のため尽力してくださった全ての方々、今まで支えてくれた家族への感謝の気持ちを忘れずに」(佐藤)、「今自分にできることを心置きなく発揮し、多くの人に勇気や希望を届けられるよう、全国各都道府県の代表としての誇りを胸に、最後まで思いを込めて生き生きと美しく演技します」(細川)と順に宣誓した。

 新型コロナウイルス感染防止のため、大会関係者と一般来館の動線を分けるなどの対策を施している。

女子段違い平行棒、石田侑唯(関根学園2)の演技
女子平均台、水品彩花(高田3)の演技

© 株式会社上越タイムス社