神木隆之介&二階堂ふみが声優を務めるアニメ「アオとキイ」がスタート!

神木隆之介と二階堂ふみが声優を務める、NHK Eテレの子ども向けSDGs番組シリーズ「ひろがれ!いろとりどり」(月曜午後7:25)のマスコットキャラクター、水の妖精・アオと光の妖精・キイが登場する新アニメシリーズ「アオとキイ」が、8月11~13日の「あおきいろ」(午前9:00)で放送される。

アニメ「アオとキイ」は、子ども向けSDGs番組「あおきいろ」のメインコーナーとしてオンエア。「あおきいろ」は、幼児向けのSDGs教育番組で、このアニメ以外に、自然の模様を観察するコーナーや子どもたちが考えたSDGsかるた作品を紹介するコーナーなどで構成された5分番組だ。

のんびりやさんで穏やかな子・アオ(声・神木)と、好奇心旺盛でおしゃべりな子・キイ(声・二階堂)。正反対の性格だけれども、2人はいつもお互いのことを思いやり、ともに悩み、ともに笑い、ともに成長。そんな2人の心を重ね合う日々を描いたストーリーを通じて、子どもたちの「共生マインド」を育んでいく。

神木は「アオはおっとりしたキャラクターだと思うので、優しい口調でゆっくり話しています。キイと一緒にいても違和感ないくらいの高い声を意識して、つらくならないギリギリの音程、トーンをキープしながら演じています」と役作りを明かし、二階堂演じるキイについては「まとっている空気感がとても二階堂さんらしいなと思います。二階堂さんの周りにいると、みんな二階堂さんのパワーで元気になる、どちらも同じくらいのパワーの量を持っていてぴったりだと思います」と語る。

そして「アニメを通して、子どもたちには、この世界にはすてきなものがいっぱいあるんだと、立ち止まって周りを見たら奇麗な花があるんだと思ってもらえたらうれしいです。アオのように急がずに、自分のペースで、周りが早かったとしても無理をしないで、伸び伸びと生きていってほしい。1回通ったのに見そびれたもの、気付かなかったものを発見するというのは大事だなと、今28歳でこの番組に携わっていてそう感じます」とメッセージを寄せている。

二階堂は「アニメーションのキイは活発で動きもコミカルで元気のいいキャラクターなので、その絵に負けないように、キイの動いている姿と自分の声が同化していくように演じました」と収録を振り返り、「アニメーションの中に、分かれ道で、アオとキイがそれぞれこっちの道がいいと意見が分かれて、じゃあ競争してみようというお話があるのですが、この時の2人の会話がすごくかわいらしくて、お互いが尊重し合っていて、大好きです。それぞれの速度と歩幅があって、たまには立ち止まること、ゆっくり観察することが自分の世界を広げるんだよというメッセージにもなっていますし、ポジティブにお互いのことを受け入れ合っている姿がすてきです」と物語の魅力を伝える。

さらに「アオとキイは全然違うキャラクターで、それがとてもいいなと思います。神木さんと私の関係性のように、お互いにないものを持っていて、それが個性なのだと気付かせてくれますし、神木さんも私の個性を認めてくださっていることをお会いするたびに感じるので、それがアオとキイの関係性に表れてくるのではないかなと思います」と神木との相性の良さを語っている。

© 株式会社東京ニュース通信社