中学No.1を決める「ジャイアンツカップ」が2年連続中止 新型コロナの感染拡大を受け

巨人は10日、ジャイアンツカップの中止を発表した

球場の利用自粛要請、使用禁止、福島いわき市では病床使用率が90%超え

巨人は10日、日本野球連盟や読売巨人軍などが主催する中学硬式野球の全国大会「第15回全日本中学野球選手権大会 ジャイアンツカップ」を中止することを発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、昨年に引き続き2年連続で中止となった。

8月16日から福島県と茨城県の2県6球場を会場にして開催される予定だったが、いわき市から市内3球場の利用自粛要請があったほか、高萩市の球場も使用休止が決定。これにより大会の全日程消化が不可能になり中止せざるを得ない状況となった。

新型コロナウイルスの感染拡大も日に日に増しており、出場チームの宿泊予定だった、いわき市で病床使用率が90%を超え、宿泊療養施設も全てが埋まっている状況だという。

リトルシニア、ボーイズ、ポニー、ヤング、フレッシュの中学硬式野球5団体が加盟。地区予選から勝ち上がってきた32チームが日本一をかけ熱戦を繰り広げる予定だったが、2年連続でその場を失うことになった。(Full-Count編集部)

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