【台湾】魯肉飯よりあっさりで食べやすい「鶏肉飯」!台北の人気店「梁記嘉義雞肉飯」のテイクアウト限定弁当を実食

魯肉飯といえば台湾のソウルフードとも呼ばれる人気のご飯グルメですが、鶏肉がのった雞肉飯もぜひおすすめしたいグルメのひとつ。台北で雞肉飯といえばココ!と、多くの地元民が思い浮かべるお店が、台北MRT松江南京駅近くにある「梁記嘉義雞肉飯」です。今回はテイクアウト限定の雞肉飯便當を購入してきました。

台北MRT松江南京駅近くの人気店「梁記嘉義雞肉飯」

台北MRT松江南京駅から歩いて数分の場所にある「梁記嘉義雞肉飯(リャンジージアーイージーロウファン)」は、地元民からも観光客からも人気の雞肉飯のお店です。魯肉飯は白ご飯の上に豚そぼろがのったご飯ですが、雞肉飯は茹でた鶏むね肉を裂いたものがのっています。

サイドメニューの種類も多く、イートインの場合は、テーブルいっぱいに気になる料理を並べながら看板メニューの雞肉飯をいただくのがおすすめのスタイル。

どのサイドメニューを選んだらよいかわからないという場合は、雞肉飯と付け合わせの料理がセットになったメニュー(套餐)もおすすめです。

テイクアウト限定のお弁当が気になる

今回筆者は、テイクアウトのお弁当を購入するためにこのお店を訪れました。以前からテイクアウト限定のお弁当は人気でしたが、コロナ禍でさらに需要が高まっているように感じます。

雞肉飯のお弁当(雞肉飯便當)のほかに、魯肉飯弁当(魯肉飯便當)や鶏肉飯と魯肉飯の両方が入った弁当(雞魯飯便當)も販売されています。玉子が荷包蛋(半熟目玉焼き)か魯蛋(煮卵)かでもメニューが分かれているので、お好みで選びましょう。

筆者が購入したのは、1番の「雞肉飯便當」で半熟目玉焼きが入ったものです。価格は95元(約375円)。店員さんの手際がよく、混んでいたものの10分ほどで購入が完了しました。

雞肉飯に半熟目玉焼きがとろ~り「雞肉飯便當」

では、さっそくいただきたいと思います。看板メニューの雞肉飯の上には半熟目玉焼き、そして横に付け合わせの野菜や干し豆腐(豆干)が3種類入っています。

雞肉飯をひとくちいただいてみると、鶏肉の旨味と程よい塩気が口いっぱいに広がりました。白ご飯の上にも鶏肉の塩だれがかかっていて、ご飯がすすみます。あっさりとしていてしつこくなく、食べやすいです。さらに半熟目玉焼きを崩して、とろりと広がる黄身と一緒にいただくことで濃厚さも加わりました。

付け合わせの野菜や干し豆腐も、箸休めにぴったりです。

台湾の魯肉飯ももちろんおいしいんですが、こってりしたものが苦手な方は魯肉飯より雞肉飯の方が合っているかもしれません。いつか台湾に来られた時には、鶏肉飯弁当を人数分テイクアウトして、ホテルでゆっくりとランチやディナーを楽しむのもよいですね。

梁記嘉義雞肉飯

住所:台北市中山區松江路90巷19號

[All photos by Yui Imai]

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