高山善廣の妻が高山のワクチン接種を報告 「ガッカリしちゃった」の真意は

リハビリに励む高山善廣(©高山堂TAKAYAMANIA)

頸椎完全損傷で治療中のプロレスラー高山善廣(54)の妻が10日、ブログを更新。高山が新型コロナのワクチン接種をしたことを報告した。
高山はすでに2回目のワクチンを済ませたといい、接種した際に「ガッカリしちゃった」という言葉を口にしたことを明かした。

その言葉の真意について「ワクチン接種して、何をガッカリすることがあるコトがあるのかと思ったら、『だって痛くなかった』だそうです」と説明した。

その理由として「脊髄損傷という大ケガをして、肩より下は感覚がなくなり、自分で動かせなくなった高山ですが、顔や首、肩は感覚があります。上半身はミゾオチのあたりまで」と解説した。

さらに「腕は、肘の上あたりまで、上腕は触られると感覚があるそうです。なのに、注射されてもチクっともしないし、痛くもかゆくもなかったんですって。うーーん、、、それはガッカリだねぇ、、、」と落胆する高山を納得した様子だ。

その上で「高山が脊髄損傷になってから、触感にも色々と種類があることを知りました。上腕を握られたら分かるけど、注射されても分からない。痛覚がどこかにいっちゃったんですね」とつづった。

また「高山がまだ大阪の病院のICUに入っていた時に、なんだかまだ身体が動かせないなんて信じられなくて、『動かないって、どんなカンジなの?』と聞いてみました。そうしたら『ある朝起きたら、首から下がどっかにいっちゃったみたいなカンジ』『ママには分からないよ』と言われました」というエピソードを紹介した。

続けて「どんなカンジなんだろう??たしかに、私にはよく分からない。想像するのも難しいカンジです。でも、5年前のあの頃に比べたら、色々なことが分かってきました」と結んだ。

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