【新型コロナ】神奈川県警・緑署員が感染 都内で仲間10人と飲み会 自粛通達のさなか

神奈川県警緑署

 神奈川県警は10日、緑署の20代の男性巡査=東京都町田市=が新型コロナウイルスに感染したと発表した。巡査は発症前に2度、東京都内の飲食店で会食していたという。

 県警警務課によると、巡査は6日に倦怠感を訴えて早退。PCR検査を受けて8日に陽性と判明した。軽症という。感染経路は不明だが、7月30日夜に都内の飲食店で知人と会食したほか、8月1日にはフットサルの試合に参加後、チームの仲間約10人との飲み会に参加していた。

 県警は緑署の4人を自宅待機とした。フットサルの試合と飲み会に一緒に参加した多摩署の20代の男性巡査も自宅待機とした。

 県警は6月、全職員に対し、5人以上の会食を慎むよう通達。時短営業や酒類提供の休止に応じない飲食店も利用しないよう要請していた。

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