人気女優 失神した女性を救助も自身は公表せず

女優のジュリー・ボウエンが、ハイキング中に気を失っていた女性の救助の手助けをした。コメディドラマ『モダン・ファミリー』で知られるジュリーと医者の妹アニーは、ユタ州アーチーズ国立公園で体調を崩していたニュージャージー州出身の女性ミニー・ジョンさんの救助に加わっていたそうだ。

同公園でのハイキングが念願だったという50代後半のミニーさんは、人工膝関節の手術後あまり歩いたことがなく、頂上まで登った後に「頭がくらくらする」ので「これ以上進めない」と感じ、夫と息子には自分なしで先を行くように勧めていたという。

一連の出来事についてフェイスブックに投稿しているミニーさんは、「私はそこに座って頭を抱えて待っていました。誰か数人が私のグループを追いかけて行き、呼び戻しました。私が覚えているのは、岩の上で頭を抱えて座っていたことだけです」と綴り、助けによって体を起こして目を開けると、その数人の中に聞き覚えのある声があり、ジュリーやアニーとの対面で混乱し「テレビを見ているのかもしれない」と思っていると、「彼女はそう、ジュリー・ボウエンよ!」と気づいたと語っている。

またミニーさんは、前方で倒れるのを見つけて助けに来てくれた姉妹らに感謝を述べ、こう続けた。「私の傷をきれいにしてくれて、整えてくれました」「多くの人に指示を出しているのを聞いているうちに、すべてが迅速に動いていくようでした。カバンの中に入ってた携帯電話を使って、夫に連絡してくれました。20分ほど先に行っていたところでした。何人かは前方に走って彼らを探してくれました。これほど素晴らしい人々が、無私無欲で身を粉にして尽くしてくれたのです。彼女たちに神のご加護を!」

さらに、糖尿病を患っているために血糖値が低いというミニーさんは、脱水症状を起こしていたことが原因で気を失ったと説明、ホテルに戻った後に病院に運ばれ、5針縫ってもらい、鼻が骨折していると言われたものの、今は「大丈夫」だと伝えている。

ちなみに、ジュリーはこの件についてまだコメントしていない。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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