8月11日から29日まで C・S赤れんがに“ゲームセンター”出現 「カラクリ博士の異常なゲーセン」開催

▲「大内人形ラブラブアタック」ゲーム

 山口市在住の“カラクリ博士”こと、オートマタ作家・原田和明によって制作された木製のゲームで遊ぶことができる「カラクリ博士の異常なゲーセン YAMAGUCHI PLAY LAND」が、8月11日(水)から29日(日)まで、C・S赤れんが(山口市中河原町5、TEL:083-928-6666)で開かれる。時間は午前9時から午後5時までで、月曜休館。     

 ゲームは14点。中原中也の詩情を月まで届ける「ゆあーん ゆよーん月旅行」ゲームや、レノファ山口FCの選手になりきって闘志を燃やす「がんばれ! レノファ サッカーゲーム」などがあり、どれも山口市の文化、歴史、名物をモチーフにして作られている。全て自分の身体を動かして遊ぶ体感型ゲームだ。 

 入場は無料だが、ゲーム体験希望者は、事前に予約が必要。申し込みは、主催の同施設ウェブサイト(http://www.akarenga.justhpbs.jp/newpage71.html)から。    

 会場には原田和明のオートマタ作品も19点展示される。    

 原田和明は1974年光市生まれの「オートマタ」作家。オートマタとは西洋のからくり人形のこと。2002年からオートマタ制作を始め、2006年からファルマス大学大学院で現代工芸コースを専攻すると同時に、オートマタ制作の第一人者マット・スミス氏の工房でも研鑽を積む。2008年、山口市秋穂に工房「二象舎」を設立。オートマタ制作やオートマタコレクション展の企画、ワークショップなどを行っている。2009年に第1回やまぐちACS賞受賞。著書に「話せば短くなる」(aptp)、「話せば長くなる」(aptp)がある。

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