【B1川崎】線と色で多様性を表現 新シーズンのユニホーム発表

ホーム用の新ユニホームを着用する篠山(左)と、新素材を採用したシューティングシャツ姿の前田=川崎市内

 バスケットボール男子のBリーグ1部(B1)川崎は10日、川崎市内で新シーズンのユニホームと試合前に着用するシューティングシャツを発表した。

 会見に同席した篠山は「東京五輪でスポーツが盛り上がるきっかけとなった。バスケの価値をより高め、未来をつくれるようにハードワークしたい」と誓った。

 新ユニホームは人種や性別、価値観の多様性を表現するため、胸や両サイドの切り替えに太さの異なる線と多数の色を重ねた。

 またシューティングシャツは、クラブが力を注いでいるSDGsプロジェクト『&ONE(アンドワン)』の一環で、ペットボトル由来のリサイクルポリエステル糸を約14%使用したエコ素材で製作した。

 ユニホームを提供するアシックスにとって、リサイクル素材の採用は国内初めてという。元沢伸夫社長は「ウエアはもちろん、スポーツでSDGsを開拓し、より多くの人を巻き込んでいきたい」と話した。

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