新発見が続々と…!鳥取県の国史跡・米子城跡を秦まりながレポート

YouTubeチャンネル「テレポート山陰ちゃんねる」で、 BSS山陰放送アナウンサーの秦まりなさんが米子城跡をレポートした。

鳥取県の米子市にある国史跡・米子城跡。かつては山陰随一の名城と呼ばれた米子城の城跡であり、近年調査が進む中でその価値が見直されているという。

石垣の本来の高さが明らかに

米子市文化振興課で米子城研究のスペシャリストである濵野浩美さんの案内のもと、まずは城の玄関口である桝形へ。発掘調査によって、元々2.5メートルほどと思われていた石垣が4メートルの高さがあることが明らかになった。桝形は、攻めてきた敵を足止めする防御施設の役割りも担っていたそうで、石垣の上から一斉に攻撃を仕掛けることが出来たという。

米蔵の基礎を見学

続いては、政治経済を司る場所であった三の丸跡地へ。三の丸は米蔵で、年貢米を収納する場所だったそうで、今でいう銀行の役割をしていた場所だという。2021年3月に、国史跡に追加指定され、現在発掘調査のまっただ中というが、幕末の絵図に描かれていた7棟の米蔵の基礎が、絵図の通りに発見された。米蔵は、のちに囚人を捉えておく監獄としても使われた。

濵野さんは「自分の街に、こんなものがあるんだというのをより多くの人に見て頂きたいですし、それを誇りにしていただきたいですね」と話した。

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