【新日本】L・I・Jを相手に後藤&YOSHI-HASHI&石井組がNEVER6人タッグ9度目の最多防衛記録を達成!<8.10横浜武道館>

新日本プロレスは8月10日(火)、神奈川・横浜武道館で映画『ゴジラvsコング』Presents『SUMMER STRUGGLE 2021』第12戦を開催した。

メインではNEVER無差別級6人タッグ王座戦が行われ、王者・後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&石井智宏組と、挑戦者・内藤哲也&SANADA&BUSHI組が対戦。

攻守が目まぐるしく入れ替わる中、最後は防衛記録を更新し続ける王者チームの底力が上回り、石井がBUSHIをとらえ垂直落下式ブレーンバスターでピンフォール決着。

王者チームが9度目の防衛に成功し最多防衛記録を更新した。

試合後、9.5メットライフドームでIWGPタッグ王座戦を3WAYマッチで対戦する後藤&YOSHI-HASHIと内藤&SANADAは、視殺戦を展開。

勝利したYOSHI-HASHIはマイクを手に取り「次のメットライフドーム、IWGPヘビーのタッグのベルトを、オレと後藤さんがいただきます!IWGPヘビーのタッグをいただくときは一瞬。そしてこのNEVER6人タッグベルトを防衛し続けるのは、永遠だ!」と大会を締め括った。

映画『ゴジラvsコング』Presents SUMMER STRUGGLE 2021
日時:2021年8月10日(火) 16:30開場 18:00開始
会場:神奈川・横浜武道館
観衆:759人

<試合結果>

▼第5試合 60分1本勝負
NEVER無差別級6人タッグ選手権試合
<第21代チャンピオンチーム>
石井 智宏 〇
YOSHI-HASHI
後藤 洋央紀
vs
<チャレンジャーチーム>
BUSHI ×
SANADA
内藤 哲也
※9度目の防衛戦
36分56秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め

※後藤&YOSHI-HASHI&石井が9度目の防衛に成功

▼試合後マイクアピール

■YOSHI-HASHI「9回目の防衛に成功しました!L・I・Jの3人、リマッチってオレ言ったけどスゲー楽しかった!そしてBUSHI、マスク被ってたけどオマエの素顔がわかるくらい気持ち伝わってきたよ。ただ、勝ったのはオレたち3人!次のメットライフドーム、IWGPヘビーのタッグのベルトを、オレと後藤さんがいただきます!IWGPヘビーのタッグをいただくときは一瞬。そしてこのNEVER6人タッグベルトを防衛し続けるのは、永遠だ!」

➡次ページ(試合後バックステージコメント)に続く

<写真提供:新日本プロレス>

▼試合後バックステージコメント

※王者チーム3人はインタビュースペースの机につくと、用意されていたZIMAを手に乾杯。

石井「試合後、(CHAOSのメンバーが)誰も(祝福に)来ねぇな」

後藤「それが当たり前になってんじゃないすか」

YOSHI-HASHI「9回目の防衛、ありがとうございます」

後藤「前人未踏の9連覇。俺らの伝説は、まだこんなもんじゃねぇから。次はヘビーのタッグ、YOSHI-HASHI、獲るぞ(※と、YOSHI-HASHIともう一度乾杯)」

YOSHI-HASHI「石井さんと後藤さんとベルト巻いてから、すごい、俺自身成長させてもらって、何より信頼関係っていうか、そういうのがすごい、すごい根付いて、まぁロスインゴ、今日挑戦したけど、俺たちの信頼関係っていうか絆には勝てなかったってことだから。その証が今日のベルト(※と、前に置いていたベルトを示す)。タッグ、石井さんに言われた通り、メットライフドームで、2冠(王になる)。息もピッタリだから」

後藤「見えてるな」

YOSHI-HASHI「うん、見えてる。今日、まだ出してないこととかもあるし、チャンス見てアイツらの度肝を抜いてやろうと思ってるから」

後藤「おれらの底力はまだまだこんなもんじゃねぇよって」

YOSHI-HASHI「ここじゃ止まんない。ここじゃ絶対止まんない」

後藤「俺らの伝説は、こんなとこでは終わらない」

石井「ヨシ!(※と、席を立つ)」

YOSHI-HASHI「よっしゃー!」

後藤「ありがとうございます!」

※3人でもう一度ZIMAで乾杯して控室へ。

内藤「後藤、YOSHI-HASHI、石井組に、これで2回連続、負けてしまったんだよね。まぁ言い訳のしようがない。うん、強いチームだよ。それにしても、あの3人との試合は、楽しいな(※笑顔を浮かべる)。2回連続で負けてるけど、6人タッグ選手権試合の相手として、いい相手を見つけたな。楽しい相手とはさぁ、何度でもやりたくなってしまうもんなんだよ。まぁ、毎回毎回(防衛戦の相手が)俺たち3人じゃ、彼ら3人も、見ているお客様も、つまんないでしょう。でも、いつでもまた、あの3人と戦う準備はできてるから。まぁ俺以上に、きっとBUSHIがね、そういう気持ちが強いんじゃないの? 今日は何か、BUSHIの違う一面が見れて、俺はうれしかったよ。うれしかったし、すげぇ刺激になったかな。

あと、後藤、YOSHI-HASHI、石井組っていうのは、石井がいないとうまく回らないチームなんだと、俺はずーっと思ってた。今日のタイトルマッチを戦うまで、ずーっと思ってた。石井がいなきゃ、大したチームじゃないんだろ?って。でも、今日のタイトルマッチを経験して、YOSHI-HASHI&後藤組っていうのはすごく息の合ったチームなんだなって、何だかすごく考え方が、見方が変わったかな。そういう意味で、西武ドーム大会にて行われる3WAYでのタッグ選手権試合、より楽しみになったかな。

何か、後藤&YOSHI-HASHI組が、1枚も2枚も3枚も落ちてて、俺とSANADA、ザックとタイチ組の足を引っ張るんじゃないかって思ってたけどね、案外楽しい、面白い、ワクワクする3WAYになるんじゃないかなって、今日終わって思いました。今日の負けの悔しさ、もちろん忘れないよ。東京ドーム大会でのIWGPタッグ選手権試合での負けも、もちろん忘れない。その2つのリベンジも兼ねて、9月、西武ドーム大会がメチャメチャ楽しみになってきたぜ。カブロン!」

※SANADA、BUSHIはノーコメント。

<写真提供:新日本プロレス>

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