aikoが「古見さんは、コミュ症です。」の主題歌を担当。吉川愛、ゆうたろう、溝端淳平の出演も決定

NEWSの増田貴久が主演を務める、NHK総合で9月6日スタートのよるドラ「古見さんは、コミュ症です。」(月曜午後10:45)の主題歌を、aikoが担当することが決定。また、吉川愛、ゆうたろう、溝端淳平の出演も発表された。

本作は、漫画週刊誌に連載中のオダトモヒト氏による人気同名コミックをドラマ化。相手の顔を見て話すことが思うようにできず悩む、コミュニケーションが苦手な高校生たちが、そんな苦悩と向き合っていく物語だ。脚本を「ホタルノヒカリ」(日本テレビ系)や「スカーレット」(同系)などの水橋文美江氏、「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)などを手がけた瑠東東一郎氏が担当。ごく普通の男子高校生・只野仁人(増田)と、ある理由から“コミュ症”となった、ちょっと風変わりな女子高校生・古見硝子(池田エライザ)との触れ合いを通して、“人付き合い”で胸が締めつけられるすべての人たちに、癒やしのひと時を届けていく。

追加キャストとして発表された3人が演じるのは、古見さんの仲間となる同級生たち。

万場木留美子役を務める吉川は「初めてマンバギャル役をやらせていただくことになり、うれしくて楽しみです。私は、あまりコミュニケーションをとるのが得意な方ではなく、昔は友達がいなくても平気なそぶりをし、1人で本を読んでいるふりをしていたこともありました。今回、万場木ちゃんを演じることになってから、その時のことを振り返り、懐かしいなと思いながら、恥ずかしさなどもあったことを思い出しました」と自身の学生時代を振り返ったことを明かし、「このお話はコメディーでもあり、感動するお話です。いろんな方に見ていただけるように頑張ります」と意気込みを語る。

性別不明の長名なじみに扮(ふん)するゆうたろうは「監督に初めてお会いした時に、なじみ役はゆうたろうくんしかいなかった、と言われて大変プレッシャーに感じています。ですが、そう言っていただいたからには全力でなじみちゃんと向き合い、挑ませていただきます」と監督からの指名に意欲をにじませ、「絶賛撮影中なのですが、現場の空気感がとても居心地がよく、古見さん役のエライザちゃんとは仲良くさせていただいているので、再び共演ができてうれしく思います。オリジナルのストーリーもあり、とても濃いキャラクターたちが勢ぞろいで、すてきな作品になること間違いなしなので、ぜひ楽しみにお待ちください」とアピールする。

そして、片居誠を演じる溝端は「今年で32になりました。まさかまだ高校生役をやらせてもらえるとは。しかもヤンキーに憧れているけれど、なりきれない、本当はただ友達がほしい一心の優しくて不器用な男の子、片居誠役。やりがいしかありません(笑)」と高校生役に驚きつつも気合十分。

さらに「人と人のつながりや、コミュニケーションの取り方が著しく変化している昨今。心に傷を負いながらもすごく愛くるしいキャラクターたちに勇気をもらえる作品だと思います。クスッと笑えるシーンも多いですが、この繊細なテーマを丁寧に演じていけたらと思います。そして片居くんの只野くんに対する恋心に近い友情にも注目していただければと思います」と物語の見どころを話している。

なお、主題歌となるaikoの楽曲は、現在タイトルが未定だが、どのような楽曲で物語を彩るのか、楽しみだ。

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