ガンダム声優・落合福嗣 舞台あいさつで父・博満とのエピソード明かす〝ナイスヒット〟

舞台あいさつで笑顔を見せた落合福嗣

声優の落合福嗣(33)が11日に都内で行われた映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」舞台あいさつに登場した。

ガンダムとの出会いを聞かれた落合は「『第08MS小隊』ですね。中学2年生の時に、友達が『ガンダムって知ってる?』って言われて、VHSテープを貸してもらったんですね。それで『シブい!』と。物心ついた時にはウイングガンダム(新機動戦記ガンダムW)がやってましたね。でもちゃんと見たのは08です」と明かす。

その後は熱いガンダムエピソードトークを展開。
「いま7歳の娘が3歳の時に『鉄血のオルフェンズ』を見てたんですよ。それで「いけー、ばるばとちゅー(バルバトス)!」と。で、いまは5歳の次女が『いけ、バルバトス!』と言ってます」とパパの顔も見せる。

「閃光のハサウェイ」で落合はレイモンド・ケイン役を担当。アフレコに関して「僕が演じるケインが劇中で見てない設定のものを、僕が先に作品を通して見ると、芝居が違うことになるので、なるべく見ないようにしていました」とプロ意識を明かした。

また、同作品に関しては「XI GUNDAM(クスィーガンダム)」の「小指の芝居」が心に残っているという。

実家で、同じくガンダム好きで知られる父・博満と一緒に鑑賞した際、父・博満が「バットを握る時は小指から握るんだよ。小指に力いれて、握ると、楽に握れて、手首が楽になる。だから、ガンダムも小指から握ったんだろうな」と三冠王ならではの名推理を披露したというのだ。

息子・福嗣も「(ガンダムに)バット握らせたら、凄い遠くにホームラン飛ばすかもしれませんね」と見事なリップサービスで会場を盛り上げた。

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