ドイツ移籍のMF田中碧が決意表明「五輪で悔しい思いもした」

イベントに出席した田中碧(右)と中村憲剛氏(中)、ROLAND

東京五輪のサッカー男子MF田中碧(22=デュッセルドルフ)らが11日、オンラインで行われた、ドイツ・ブンデスリーガの開幕記念イベントに登場した。

ブンデスは13日に開幕。スカパー!は今季も全試合放送する。それを記念したイベントで、J1川崎から今季、ブンデスに挑戦する田中は「(このイベントが)終わってから次の日に出発する」と12日に離日することを報告した。

デュッセルドルフの練習にはすでに10日間、参加済み。「ファミリーというか、優しいチームだった。いいチームに恵まれたと思う」と好印象を抱いているようだ。

言葉の壁については、「英語は多少やっていた。詳しくは話せないが、軽くしゃべれる程度。ドイツ語は何を言っているか分からない」と頭をかいた。

東京五輪でボランチを組んだMF遠藤航(28=シュトゥットガルト)、フランス・マルセイユで活躍した酒井宏樹(31=浦和)のオーバーエージコンビには欧州リーグについてたずね、リサーチしたという。

2人に「英語とドイツ語、どっちを勉強したほうがいいですか?」と聞き、「やっぱり英語。ドイツ語もやっていたほうがいいよ」と答えがあったと明かした。

来年のW杯・カタール大会には、「一番の大舞台。そこに向けて残り1年ちょっと、ドイツでどれだけ結果を残せるか。五輪で悔しい思いもした。ドイツでがんばりたい」とメンバー入りに意欲を見せた。

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