マシン・ガン・ケリー、トラヴィス・バーカーと再びタッグを組んだ新作を発売へ

Photo: Courtesy of Interscope Records PR

マシン・ガン・ケリー(Machine Gun Kelly)が、2020年秋にロック・アルバムとしては1年以上振りに全米アルバムチャート1位を獲得し、“MTV Video Music Awards”を含む多くの賞に輝いたプラチナ・アルバム『Tickets To My Downfall』。このアルバムに続く、6作目のスタジオ・アルバム『born with horns』をリリースすることを発表した。

今作のエグゼクティブ・プロデューサーは、これまでも頻繁に共作してきたコラボレーターであるトラヴィス・バーカーが担当し、彼のインスタグラムでは、2人が揃って左腕に入れたアルバム・タイトルのタトゥーを披露する動画が公開されている。

先週マシン・ガン・ケリーは、自身のインスタグラムで、コール・ベネットが監督を務めるニュー・アルバムからのファースト・シングルのミュージック・ビデオを日本時間8月12日(木) 午後2時に公開することを予告している。

今回のニュー・アルバムの発表は、アルバム『Tickets To My Downfall』のプロモーションを終えた直後のこと。今年5月には、同アルバムからのヒット・シングルで、ゲスト参加するスリーピング・ウィズ・サイレンスのケリン・クインが、キャンプ合宿中の若者たちを次々と手に掛けていく逃亡中の血に飢えた殺人犯として登場する「love race」のミュージック・ビデオが公開されていた。

同シングルは、全世界で2,500万回以上ストリーミング再生されており、Spotifyだけでも1,620万回のストリーミング再生を記録。また、ケリン・クインと出演した“エレンの部屋”での同曲のパフォーマンス映像は、現在250万回以上の再生数を突破し、YouTubeのトレンド入りも果たした。マシン・ガン・ケリーは、2021年のビルボード・ミュージック・アワードで、“トップ・ロック・アルバム賞”と“トップ・ロック・アーティスト賞”を受賞している他、2021年のiHeartRadio Music Awardsでも、「bloody valentine」で“オルタナティブ・ロック・ソング・オブ・ザ・イヤー”を受賞している。

また先日は、2021年秋に、“Tickets to My Downfall”全米ツアーを開催することを発表していたが、チケットはわずか数分で完売。全米28都市を巡る同ツアーは、2021年9月9日にミネソタ州ミネアポリスのアーモリーで開幕し、ニューヨーク、ロサンゼルス、ダラス、デンバー公演を経て、彼の故郷オハイオ州クリーブランドで最大規模の会場として知られているロケット・モーゲージ・フィールドハウスで最終日を迎える。また、スペシャル・ゲストとして、キャロルズドーター、ジェイデン、ケニーフープラなど、多方面で活躍するスターたちもこのツアーに参加する予定だ。

Written By Will Schube

© ユニバーサル ミュージック合同会社