ビリー・アイリッシュ、新作アルバムが英米にて1位を獲得

2021年7月30日に発売となったビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)のセカンド・アルバム『Happier Than Ever』が、全米・全英アルバムチャートで初登場1位を獲得。この偉業は、19歳のシンガーにとって、2019年のデビューアルバム『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』に続く2枚目の全米1位となった。

さらにカナダ、イギリス、オーストラリア、ドイツ、フランス、イタリア、ベルギー、オーストリア、デンマーク、オランダ、ノルウェー、スイス、アイルランドとニュージーランドのオフシャル・チャートでも1位を獲得した。

<MV:【和訳】Billie Eilish – Happier Than Ever>

全米1位に輝いたこのアルバム『Happier Than Ever』は、音楽ソフトの売り上げを集計するMRCデータによると、発売初週に23万8,000枚相当の売り上げとなり、アルバム全16曲で1億1300万以上を超えるストリームを記録した。全英チャートでは39,000枚の売り上げを記録し、こちらでも1位を獲得。オフィシャル・チャート・カンパニーによると、これらの売上のうち、61%がレコード、CD、カセットなどのフィジカル・セールスで、33%がストリーミング・データによるだ。

また、ビリーは全世界ツアー『Happier Than Ever: The World Tour』の追加公演を発表。2022年6月26日にロンドンのO2アリーナで6回目の公演追加された。この公演のチケットは、8月13日午前9時から販売される。

ビリーは、2022年のワールドツアーに先駆けて、2021年9月3日からDisney+にて配信されるハリウッドボウルで収録されたコンサートフィルム『ハピアー・ザン・エヴァー:L.A.へのラブレター』(原題:Happier Than Ever: A Love Letter to Los Angeles)にて、新作アルバム『Happier Than Ever』を全曲演奏する予定だ。

このコンサート映像にはビリーの兄であり共演者のフィニアスはもちろん、ロサンゼルス児童合唱団、グスターボ・ドゥダメル指揮、ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団が演奏。加えてブラジル人ギタリストのロメロ・ルバンボが出演することも発表となっている。

Written By Larisha Paul

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