久保建英がマジョルカ復帰を決めた理由  “古巣”も歓迎「お帰りなさい、タケ!」

マジョルカへの移籍が決まった久保

スペイン1部マジョルカは11日(日本時間12日)、同1部レアル・マドリードからMF久保建英(20)をレンタルで獲得したと発表した。期限は2022年6月末まで。

久保は2019―20年シーズンにもレンタルでマジョルカに所属。35試合に出場し4ゴールをマークした。今回が2度目の加入とあってマジョルカの公式ツイッターでは「お帰りなさい、タケ!」と日本語でつぶやくなど、復帰を歓迎した。スペイン紙「ムンドデポルティボ」によると、レンタル料は完全移籍オプションなしの200万ユーロ(約2億6000万円)になるという。

今季に向けてはエスパニョール、ヘタフェ、レアル・ソシエダードなど多くのスペインクラブが久保の獲得を望んでいた。同国紙「マルカ」は「2019―20年からよく知っている環境に戻るという選択肢が久保の決断に影響した」と伝えるように、久保自身にいいイメージのあり、さらなる成長につなげられると〝古巣〟のマジョルカ復帰を選んだ。

昨季はビリャレアル、ヘタフェでプレーしたものの、出番が得られずに苦しいシーズンを過ごしたが、東京五輪で3試合連続ゴールをマークしたように今季はさらなる活躍が期待できそうだ。

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