「八月は夜のバッティングセンターで。」第6話のレジェンド選手は5年連続2桁勝利を誇る吉見一起

テレビ東京ほかで8月18日放送の連続ドラマ「八月は夜のバッティングセンターで。」(水曜深夜1:10)の第6話に、レジェンド選手として吉見一起が出演することが分かった。

本作は、夏休みに都内のバッティングセンターでアルバイトをすることになった女子高生・夏葉舞(関水渚)と、「バットのスイングだけで、その人がどんな悩みを抱えているか分かる」と豪語する謎の元プロ野球選手・伊藤智弘(仲村トオル)が、毎回バッティングセンターを訪れる悩める女性たちを「野球論」で例えた独自の「人生論」で解決へと導いていくベースボール・ヒューマンドラマ。

これまでにも、ノールック投法の元メジャーリーガー・岡島秀樹、セ・パ両リーグでの本塁打王達成の強打者・山崎武司、日本、メジャーリーグ、台湾プロ野球、BCリーグとプロにこだわり続ける川﨑宗則選手、職人的リリーフエース・五十嵐亮太、日本球界を代表する女房役として鳴らした里崎智也らが、人生を語る野球場に登場し、数多の悩める者たちを奮い立たせてきた。

第6話で描かれるのは、有名企業の女性社長の物語だ。ストレス発散するかのように1万円を両替してバッティングを続ける女性を見た舞は、彼女がかつてテレビや雑誌などで大きく取り上げられたこともある企業の社長・元山陽子(山下リオ)だと気付く。しかし、陽子の会社は今まさに買収の危機の真っ只中にあった。自社サービスを譲渡して会社を守るべきか、それともあくまで自分の経営にこだわるか。心が揺れ動く中でバッティングを続ける様子を見た伊藤は「タイミングは合っている。問題はこの後だ」とつぶやく。伊藤が陽子を導いた野球場のマウンドには、5年連続2桁勝利、4度の最多完封、3度の最多無四球試合という活躍を見せた偉大なエース・吉見一起が待っていた――。

本作へのオファーを受けた吉見は「『なんで僕が?』と正直思いました。ただプロ野球を引退したんですけど、こういうチャンスをもらえるのはありがたいと思って…今は楽しみでいっぱいです」とコメント。

また、「僕自身、野球というのが本当に大好きで、それを仕事にすることができたんですけど、野球っていうのは勇気や感動…そういうものを与えられるスポーツだと思っているので、皆さんも野球を見て何かを感じてもらえたらと思っています。引退して半年ぐらいで、このようなドラマに出演させてもらえることになったんですけど、このドラマを見て野球を好きになってもらって、興味を持ってもらいたいと思います」とメッセージを寄せている。

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