河村たかし市長に噛まれたメダル交換へ…五輪前から出ていた?〝異常行動フラグ〟

河村たかし市長

“金メダルかじり騒動”は、新しいメダルに交換されることで落ち着いたようだ。

東京五輪ソフトボール日本代表で名古屋市出身の後藤希友(20=トヨタ自動車)が4日、市役所で金メダル獲得を河村たかし市長に報告した際、河村氏がマスクを外してメダルをかむパフォーマンスをした。カチッとかむ音が聞こえるほどのしっかりとしたかみ具合だった。汗と涙の結晶に唾液が付着したことで、アスリート側だけでなく、世論、政治家からも批判が殺到。交換を求める声が高まっていた。

そんな中、メダルが新たなものに交換される方向に決まった。後藤自身はかまれたメダルでも、「チームで勝ち取って表彰式で授与されたものだ」として当初は交換を辞退する意向だったが、了承したという。

メダルの価値はプライスレスだが、金額は高額にはならなそうだ。“持続可能な社会”を実現する象徴として、東京五輪の金メダルはリサイクル金属。東京五輪招致が決まって、2017年から「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」を立ち上げ、使用済み携帯電話やパソコンなどの金属を再利用した。

一方、河村氏の異常行動はアナグラムで“予言”されていたとして話題になった。

「河村たかし」を平仮名にすると「かわむらたかし」で、入れ替えると「かしたらかむわ」。これに漢字を当てはめると「貸したらかむわ」。まさに今回の問題を言い当てているのだ。

メダル騒動に先立ち、河村氏は今年4月から7月11日まで行われていた「名古屋城金シャチ特別展覧」の開会式でも、名古屋のシンボル「金のしゃちほこ」に対し、マスクを外し、大きな口を開けて、かもうとしていた。

これも「かわむらたかし」を入れ替えると「わしたからかむ」→「ワシ宝かむ」。メダルとしゃちほこの騒動をまとめて「わたしかむから」→「私かむから」。

まるで名前が暗号となっていたようだ。「ダ・ヴィンチ・コード」ならぬ“河村コード”か。不思議な偶然だ。

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