【MLB】大谷翔平、14試合ぶり38号で復活の兆し 2位ゲレーロJr.に3本差、エ軍大敗で借金1

第2打席で38号2ランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

3回に両リーグ最多38号2ラン、84打点はリーグ2位タイ

■ブルージェイズ 10ー2 エンゼルス(日本時間12日・アナハイム)

エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、本拠地・ブルージェイズ戦で「1番・指名打者」で先発出場し、3回の第2打席で14試合ぶりの38号2ランを放った。本塁打のタイトルを争うブラディミール・ゲレーロJr.内野手との“直接対決”で3本差を付けた。3打数1安打2打点で打率.267。チームは2-10で大敗し2連敗。借金1となった。

久々の一発は2点を追う3回1死一塁だった。右腕マノアから両リーグトップを走る中越え38号2ラン。14試合48打席ぶりの一発は、一時同点に追いつく勝負強い一振りだった。

リーグ2位の35本塁打ゲレーロJr.は4打数無安打に終わり、大谷は本塁打王争いで3本リードとした。84打点とし、打点王争いではホワイトソックス・アブレイユ、レッドソックス・デバースに並ぶリーグ2位タイに浮上。メジャートップ88打点のゲレーロJr.に4点差とした。

エンゼルス左打者のシーズン38本塁打は1982年レジー・ジャクソンの球団記録に1本差に迫った。この日は2試合連続で1番スタメン。マドン監督は「ショウヘイを自由にして、勝負してもらう。もし勝負してもらえないなら走力を生かす。そういう考えだ」と期待していた。チームの勝利にはつながらなかったものの、復調の兆しを見せる一発となった。(Full-Count編集部)

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