西島秀俊が“疑惑の夫”に! 秋元康企画・原案、「あなたの番です」スタッフが放つ「真犯人フラグ」に出演

西島秀俊が、日本テレビ系で2021年10月クール、22年1月クールに放送される連続ドラマ「真犯人フラグ」(日曜午後10:30、開始日未定)で主演を務めることが分かった。企画・原案が秋元康で、同系で19年放送の「あなたの番です」制作スタッフによる、2クール連続の完全オリジナルミステリーで、宮沢りえと芳根京子が共演する。

ドラマは、ある日こつ然と妻と子どもたちが失踪。取り残された“悲劇の夫”は、たった一つのSNS投稿をきっかけに、日本中が注目する“疑惑の夫”となってしまう。“真犯人フラグ”が立ってしまった夫は、社会的に追い詰められながらも、真実を暴く壮絶な戦いに挑んでいく。果たして主人公は、愛する家族を取り戻せるのか? 伏線と謎が張り巡らされ、毎話怒濤(どとう)の展開を繰り広げる予測不能のノンストップ考察ミステリーが開幕する。

本作が同局の連ドラ初主演となる西島が演じるのは、ごく普通の真面目なサラリーマンだが、家族が失踪したことで、日本中の注目を浴び、疑惑の男”になってしまう主人公・相良凌介。

「僕が演じる相良凌介は、家族を大切にしている穏やかな男ですが、その家族が失踪し、次々と事件に巻き込まれていきます」と役柄を紹介する西島は、「『真犯人フラグ』の物語は、ミステリーであり、家族愛や友情についてのヒューマンドラマであり、そしてコメディーでもあります。たくさんのすてきな共演者の皆さんとご一緒するのが今からとても楽しみです」と見どころを伝える。

続けて「きっと自由で笑いにあふれた楽しい現場になると思います。結末はあえて聞いていません。共演者全員、それぞれに必要な情報しか与えられていないようです。何が起きて、誰が怪しいのか。僕も皆さんと一緒に考察していきたいと思います」と期待を持って撮影に臨む。

そして、凌介の妻で、ある日突然子どもと共に姿を消してしまう相良真帆に宮沢が扮(ふん)し、明るく気さくで、家族にとって太陽のような存在だった真帆が、なぜ失踪したのかが物語最大のミステリーとなる。さらに、その謎を凌介と共に追う部下・二宮瑞穂役を務めるのが芳根。頭の回転が速いしっかり者で、お人よしの凌介を叱咤(しった)激励しながら、真実を暴いていく“相棒”となる。

宮沢は「企画書の段階でこんなにワクワクすることはないなと思い、早く犯人が知りたい!とのめり込んで読んでしまいました。登場人物すべての人が怪しく感じられて、すべての人が主役になる瞬間があるのが、とてもすてきな台本だなと思っています」と物語の魅力を語る。

さらに「西島さんが演じられる凌介の妻・真帆という役は、マイホームも手に入れ、みんなが憧れるようなすてきな家庭から、突然失踪してしまいます。このミステリーの鍵を握る人物かもしれません」と自身のキャラクターについて触れ、「実は、結末はまだ知らないんです。この作品に関われて、視聴者の方より少し早く真相を知る特権があるので、とても楽しみにしています」と胸を躍らせている。

「『あなたの番です』に本当にハマって、家族ですごく楽しみに見ていたので、そのチームで作る作品に参加させていただくことが本当にうれしいです」と出演を喜ぶ芳根は、「私が演じる二宮瑞穂という女性は、西島さん演じる相良課長と同じ部署で働く部下なんですが、課長は少しおっとりしていて抜けているところがある男性なので、そこをビシバシ引っ張って、一緒に真犯人を探しに行きます」と役どころを解説。

加えて「私も結末を知らないので、『早く次の台本が欲しい!』ってお伝えしてしまうくらい、ストーリーが進んでいくことが楽しみで仕方がないです」と展開に期待する。

秋元は「ネットでは、毎日、実際に起きた事件の“捜査会議”が行われています。『絶対に◯◯が犯人だと思う』。根拠がなくても、それぞれの理屈で“犯人探し”が展開されるわけです。いくつかの条件を満たしただけで、『真犯人フラグ』を立てられた人はいい迷惑でしょう。身の潔白を証明するためには、真犯人を見つけるしかありません。さぁ、あなたは、誰に『真犯人フラグ』を立てますか?」と期待をあおっている。

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