東国原氏「大都市の市長がこれからセクハラ講習を受ける。これはびっくり」と河村市長を皮肉る

東国原英夫氏(左)と河村たかし市長

元宮崎県知事の東国原英夫氏(63)が12日、「ゴゴスマ~GO!GO!Smile!~」(TBS系)にリモート出演し、名古屋市の河村たかし市長(72)の会見について私見を述べた。

東国原氏は「びっくりした点が何点かありました。セクハラ等々のガイドラインができてないということをおっしゃってましたよね。セクハラについて講習会を受けるみたいなことをおっしゃってました。名古屋、大都市の市長がこれからセクハラの講習を受ける。これはびっくりしました」と皮肉った。

金メダルの交換については「後藤選手はチームのみなさんと一緒にもらったメダルなんだと。だからその時、現場でもらった金メダルに価値があるんだと。新しいものに交換して後藤さんの気持ちはどうなんだというのがひとつありますよね」と前置きした上で、「ただ非常に衛生的に問題だし、やっぱり交換することが筋だ」と話した。

セクハラをめぐる話題は河村市長にとどまらず、野球評論家の張本勲氏とマラソン解説者の増田明美氏にも及んだ。

「張本さんもそうですよね。張本さんもボクシングのメダリストに対して『彼女がどうのこうのとか』。マラソンの増田さんもそうだったんですよ一山(麻緒)さんに対して『ちゃんと彼氏がいるんです』ってどういうことなんだと。ご本人に承諾を得てエピソードを言うのかなと思ったら本人の承諾を得てなかったみたいですね」

最後は「多様性と調和」が東京五輪のテーマだったことを引き合いに出し、「セクハラ、人権に重きを置かれた大会において、どうなのかなこの人たちの意識は?と非常に疑問視しております」と苦言を呈していた。

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