株式会社福田組の2021年12月期第2四半期決算(連結)は増収増益

福田組(2020年8月撮影)

株式会社福田組(新潟市中央区)は11日、2021年12月期第2四半期決算(連結)を発表した。

売上高は862億9,300万円(前年同期比2.5%増)、営業利益は55億4,500万円(同32.7%増)、経常利益は56億7,700万円(同33.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は37億5,800万円(同34.6%増)と増収増益となった。

売上高は、高水準だった前期繰越高において、新型コロナウイルス感染症拡大による工事の中断もなく順調に工事進捗が図られたことなどにより、前年同期より増収となった。

一方、利益面については、売上高の増加や採算性の高い工事物件が完成したことによる粗利益率の上昇が大きく貢献したほか、新型コロナウイルス感染症拡大による損失も生じなかったことから、売上総利益は前年同期比13.4%増の約101億円となったことに加えて、前年まで計上していた「のれんの償却」がなくなったことなどによる販管費の減少もあり、営業利益は大幅に伸長した。

© にいがた経済新聞