マシン・ガン・ケリーがタトゥーでニュー・アルバムを発表。新曲「papercuts」を本日リリース

2012年のアルバム・デビュー以来、これまでヒップホップのフィールドで活躍してきたアーティスト マシン・ガン・ケリー(通称:MGK)が自身初となるロック・アルバム『ティケッツ・トゥ・マイ・ダウンフォール』を発表し、突然のジャンル変更にも関わらず見事全米初登場1位を掻っ攫ってから早1年弱。MGKが早くもニュー・アルバムをリリースすることと、ニュー・シングル「papercuts」を発表した。

 ニュー・アルバムのタイトルは、『born with horns』(意味:角を持って生まれた)。マシン・ガン・ケリーは、自身とトラヴィス・バーカーが『born with horns』というお揃いのタトゥーを腕に入れた動画を突如投稿。この投稿によって、ファンはニュー・アルバムのリリースとそのタイトル、そして、それが前作『ティケッツ・トゥ・マイ・ダウンフォール』(2020年)に続く、トラヴィス・バーカー(blink-182)がプロデュースするMGK第2弾ポップ・パンク・アルバムであることを知った。なんともMGKらしい発表の仕方だ。なお、ニュー・アルバムの具体的な発売日はまだ正式には発表されていない。

*マシン・ガン・ケリーのインスタグラム投稿

また、ニュー・アルバムのリード・シングルを思わせるニュー・シングル「papercuts」が楽曲とミュージック・ビデオ同時にリリースとなった。MVの監督は、コール・ベネット。ベネット氏は2013年より数々の人気ラッパーたちのビデオの監督を務めてきたが、彼がロック・ソングのビデオを監督したのは今回が初めて。MV冒頭のモノクロのシーンでは、頭を沿ってタトゥーが無いMGKが、巨大な角(horn)付きのバイクでサンセット大通りを走行している様子が映し出されており、アルバム・タイトルには深い意味があることがうかがえる。

*マシン・ガン・ケリー「papercuts」ミュージック・ビデオ 

MGKの第1弾ポップ・パンク・アルバム『ティケッツ・トゥ・マイ・ダウンフォール』が世に放たれたのは昨年9月25日だったが、このアルバムは年を跨いでも未だに“2021年に最もアメリカで売れているロック・アルバム”となっているだけに(MRC Data調べ)、第2弾アルバム『born with horns』にも大きな期待を寄せたい。

 

■リリース情報

マシン・ガン・ケリー ニュー・シングル「papercuts」本日発売

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