舞台「東京リベンジャーズ」主演の木津つばさ、早着替えでタイムリープ乗り切った

俳優の木津つばさ(23)が12日、東京・日本青年館ホールで舞台「東京卍リベンジャーズ」(12~14日)の公開ゲネプロを行った。

主人公・花垣武道を演じる木津つばさ(左)と龍宮寺堅を演じる陣内将©和久井健・講談社/舞台「東京リベンジャーズ」製作委員会

木津はタイムリープをしながら悲惨な現実を変えようと奮闘する主人公・花垣武道を演じる。今舞台に出演した22人が稽古中、公演時間が延びるほど意見を出し合ったといい、そのこだわりには自信を見せる。「未来を変えたい、己の皆の、そんな気持ちで全員で前を向いてつくって来た、それを舞台上でぶちかまし、末長く愛して頂ける作品になるよう、全身全霊を賭けて想いをダイレクトにぶつけたいと思います。明日を生きる皆の未来を変える為に、俺たちの『東京リベンジャーズ』が始まる」と意気込んだ。

12年前と現在を行き来する度に木津の容姿が変わる。髪型だけでも、フリーター時代の黒髪のボサボサ頭、中学生時の金髪リーゼントへと大きく変貌。衣装を含めて舞台ならではの早着替えが繰り返され、約2時間半に及ぶステージを演じきった。

主人公・花垣武道を演じる木津つばさ 中学時代の姿©和久井健・講談社/舞台「東京リベンジャーズ」製作委員会
主人公・花垣武道を演じる木津つばさ フリーター時代の姿©和久井健・講談社/舞台「東京リベンジャーズ」製作委員会

今月6~8日に行われた大阪公演で同舞台は開幕。見所を「熱く燃えたぎるような日々、皆と切磋琢磨をし紡いできた今作品、今では家族のように仲の良いカンパニー、一つ一つの言葉、物語が皆を強くさせ、人の心を動かす人生のキッカケになる、そんな作品だと思っております」と語った。

原作は2017年より和久井健が「週刊少年マガジン」(講談社)で連載中の漫画「東京卍リベンジャーズ」。現在、アニメ、実写映画も公開され、累計発行部数3200万部を突破する人気作となっている。同公演は今月19日から22日まで神奈川・KT Zepp Yokohamaでも開催される予定だ。

(よろず~ニュース・松田 和城)

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