沖縄 死亡の40代は自宅待機中 コロナ判明後、連絡取れず

 沖縄県の玉城デニ-知事は12日午後の記者会見で、県内で新型コロナウイルスに感染し自宅待機中だった那覇市の40代男性が亡くなったと発表した。

 県によると、男性は7月27日に発症後、8月4日に医療機関で検査を受けた。6日に医療機関から保健所に発生届が提出されたが、その後連絡が取れなくなった。保健所職員が自宅を訪問し、亡くなっていることが分かったという。

 

 12日に沖縄県内で確認された感染者数は過去最多の732人となった。感染拡大がとまらず、医療現場のひっ迫が深刻化している。【関連ニュース】
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