感染者、15都府県が想定超え

コロナ緊急時シナリオ破綻

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東京・JR渋谷駅前の交差点を歩く人たち=12日午後

 新型コロナウイルスの新規感染者数が12日、福島、茨城など15都府県で1日当たりの最大想定感染者数を超えた。沖縄県は想定を63%、静岡県は57%上回った。各都道府県はこの想定数を基に緊急時の病床確保計画を作成。シナリオの基礎が破綻した形で、医療体制は非常に危険な状態といえる。収束の兆しは見えず、病床逼迫によって自宅療養者がさらに増加、急変リスクが拡大する恐れも出てきた。

 12日の新規感染者数は1万8千人超で2日連続で過去最多となり、最多を更新した自治体は20府県に上る。政府はワクチン接種を感染対策の切り札とするが手詰まりとなっており、対策見直しが必至だ。