横浜市長選挙に立候補。松沢成文氏の経歴・政策・選挙公報まとめ【動画あり】

2021年の横浜市長選挙が8月22日に投開票日を迎えます。

候補者は8名と大混戦の横浜市長選挙。元神奈川県知事の松沢成文氏も立候補しています。

松沢成文氏はどんな経歴の人物で、どんな政策を掲げているのでしょうか。

8月10日にYouTube「選挙ドットコムちゃんねる」で実施した対談の様子も交えながらお伝えします。

新人・松沢成文氏の経歴は?

松沢成文(まつざわ・しげふみ)氏は現在63歳で、神奈川県川崎市出身です。慶應義塾大学法学部政治学科を卒業し松下政経塾に第3期生として入塾後、アメリカでベバリー・バイロン連邦下院議員のスタッフやスティーブ・サックス州司法長官のスタッフを務めました。松下政経塾を卒業した1987年に神奈川県議選に初当選、1991年に再選しました。任期途中の1993年に衆院選に立候補し初当選。以降3期連続当選しました。

2003年に神奈川県知事選挙に初当選、2007年に再選しました。2011年の東京都知事選挙への立候補を表明しましたが断念、東京都知事の辞職に伴う2012年の東京都知事選挙に立候補、落選しています。2013年に参院選に立候補し初当選、2019年に再選。今回の横浜市長選挙への立候補に伴い参議院議員を失職しています。

新人・松沢成文氏の政策は?

選挙ドットコムは8月10日に横浜市長選挙の候補者と乙武洋匡氏とのトーク番組生放送を実施しました。

松沢成文氏にも登場していただき、自らの考える政策やエピソードについて語っていただきました。

生放送の様子はこちらの動画をご覧ください。

IR誘致に反対

松沢成文氏はIR誘致に反対の立場を示しています。

IR誘致による税収増の試算はコロナ禍以前のものであると強調し、代替案として「英語」を推進するとしています。

横浜市を「カジノのまち」ではなく「英語のまち」として発展させ、将来的な外国法人誘致等につなげるとしています。

【関連】横浜市長選挙最大の争点? IR誘致について知っておきたい5つのポイント

横浜市立中学に給食を

引用:https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/senkyo/data/20210822_mayor.files/senkyokouhou.pdf

松沢成文氏は選挙公報で「改革力、実行力。」をスローガンとして掲げ、8つの重点政策を挙げています。

松沢成文氏の政策で特徴的なのは、市立中学で給食を実施するというものです。

横浜市の市立中学校には現在給食が導入されておらず、この現状は子育て世代にとって負担であると語り、市長となった暁には中学校給食の導入を実行するとしています。

元神奈川県知事から見た横浜市の現状は?

乙武氏との対談で元神奈川県知事の立場から見た横浜市について聞かれた松沢成文氏は、神奈川県の行政サービスの中で横浜市ができるものは横浜市が行うべきであると意見を述べました。

知事と市長の方針や発言の不一致も混乱を招いていると現在の行政を評価し、解決のために道州制の取り入れを提案したいとしています。

横浜市長選挙は8月22日投開票!

横浜市長選挙には多数の候補者がいて投票先に迷ってしまうかもしれませんが、

・市立中学校に給食を導入したい人

・元神奈川県知事の視点から横浜市の行政にチャレンジしてほしい人

・カジノを含むIRのかわりに英語で横浜市を発展させたい人

に、松沢成文氏はおすすめです!

投票日は8月22日。当日に投票に行けない方は期日前投票制度をぜひご利用ください。

その他の候補者について知る

【関連】横浜市長選挙に立候補。太田正孝氏の経歴・政策・選挙公報まとめ【動画あり】

【関連】横浜市長選挙に立候補。田中康夫氏の経歴・政策・選挙公報まとめ

【関連】横浜市長選挙に立候補。小此木八郎氏の経歴・政策・選挙公報まとめ

【関連】横浜市長選挙に立候補。坪倉良和氏の経歴・政策・選挙公報まとめ【動画あり】

【関連】横浜市長選挙に立候補。福田峰之氏の経歴・政策・選挙公報まとめ【動画あり】

【関連】横浜市長選挙に立候補。山中竹春氏の経歴・政策・選挙公報まとめ【動画あり】

【関連】横浜市長選挙に立候補。林文子氏の経歴・政策・選挙公報まとめ【動画あり】

© 選挙ドットコム株式会社