2021年の横浜市長選挙が8月22日に投開票日を迎えます。
候補者は8名と大混戦の横浜市長選挙。現職の横浜市長である林文子氏も立候補しています。
林文子氏はどんな経歴の人物で、どんな政策を掲げているのでしょうか。
8月10日にYouTube「選挙ドットコムちゃんねる」で実施した対談の様子も交えながらお伝えします。
現職・林文子氏の経歴は?
林文子(はやし・ふみこ)氏は現在の横浜市長で75歳で東京都立青山高等学校を卒業しています。東洋レーヨン株式会社(現 東レ株式会社)、松下電器産業株式会社(現 パナソニック株式会社)等の勤務を経て、BMW株式会社東京事業部(現BMW東京)に入社。新宿支店長、中央支店長、ファーレン東京株式会社代表取締役社長(現フォルクスワーゲンジャパン販売株式会社)、BMW東京株式会社代表取締役社長、株式会社ダイエー代表取締役会長兼CEO、日産自動車株式会社執行役員、東京日産自動車販売株式会社代表取締役社長を歴任しました。
2009年の横浜市長選から3期連続で当選し、今回は4期目の当選を目指します。
現職・林文子氏の政策は?
選挙ドットコムは8月10日に横浜市長選挙の候補者と乙武洋匡氏とのトーク番組生放送を実施しました。
林文子氏にも登場していただき、自らの考える政策やエピソードについて語っていただきました。
生放送の様子はこちらの動画をご覧ください。
IR誘致に賛成
林文子氏はIR誘致に賛成の立場を示しています。
横浜市は法人市民税が非常に少なく財政的に厳しい自治体であることを背景に、財政基盤の安定、経済活性化の切り札として大きな税収が期待されるIR誘致を強く推進しています。
IR誘致において懸念される依存症の問題や治安維持についても対策を行うとしています。
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「横浜のために」「市民のために」コロナ対策に全力
林文子氏は選挙公報で「コロナ対策に全力」と述べ、実際にコロナ対応をしてきた現職ならではのアピールをしています。
市長を中心とした行政・急性期医療・病院・救命救急・保健所・宿泊施設・民間移送業者が一体となった横浜独自の医療調整組織「Y-CERT」の存在や、アフターコロナの景気対策についても触れられています。
景気対策においては、IRのみならず、国際園芸博や上瀬谷整備の実行等にも積極的です。
3期12年の実績
乙武氏との対談で、林文子氏は横浜市内の18の区役所の満足度調査で99%という高い評価を得たことに言及しました。
また、市民第一主義の横浜市政を進めてきたことに一定の評価を得ているとし、現職として新型コロナウイルス対応をしてきた経験や実績を4期目も活かしたいと語りました。
横浜市長選挙は8月22日投開票!
横浜市長選挙には多数の候補者がいて投票先に迷ってしまうかもしれませんが、
・カジノを含むIR誘致に強く賛成している人
・有事に市長が交代するのは不安な人
・これまでの林市長による横浜市政に満足している人
に、林文子氏はおすすめです!
投票日は8月22日。当日に投票に行けない方は期日前投票制度をぜひご利用ください。
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