横浜市長選挙に立候補。田中康夫氏の経歴・政策・選挙公報まとめ

2021年の横浜市長選挙が8月22日に投開票日を迎えます。

候補者は8名と大混戦の横浜市長選挙。元長野県知事の田中康夫氏も立候補しています。

田中康夫氏はどんな経歴の人物で、どんな政策を掲げているのかをお伝えします。

新人・田中康夫氏の経歴は?

田中康夫氏は東京都武蔵野市生まれで現在65歳で一橋大学法学部を卒業しています。大学在学中に『なんとなく、クリスタル』で「文藝賞」受賞しました。2000年の長野県知事選に初当選、2期6年務めました。2007年の参院選に全国比例区で初当選、任期途中で2009年の衆院選に兵庫8区から立候補して当選しました。その後、2012年および2016年の衆院選にも立候補しましたが、いずれも落選しました。2014年に『33年後のなんとなく、クリスタル』を出版し、作家活動、テレビやラジオなどへのメディア活動を続けています。

公式webサイトではブログや動画、まとめ、SNS等様々な方法で情報発信をしています。

新人・田中康夫氏の政策は?

IR誘致に反対

田中康夫氏はIR誘致に反対の立場を示しています。

政策をまとめた「YOKOHAMA2021」では、「カジノは地元経済に寄与せず」「横浜の街を破壊する暴挙」とし、カジノなしでの行政を行うことが明記されています。

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こんな横浜市にしたい!「YOKOHAMA2021」

引用:https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/senkyo/data/20210822_mayor.files/senkyokouhou.pdf

田中康夫氏は選挙公報やwebサイトで「YOKOHAMA2021」というプランを発表しています。12の政策の中には直接的なコロナ対策は含まれておらず、「脱・飲食店イジメ」という飲食店の救済プランが示されています(後述)。

短期的な政策というよりかは、中長期的に横浜市のためになるような政策を打ち出しているようです。

脱・飲食店イジメ

田中康夫氏の政策で特徴的なのは、「脱・飲食店イジメ」横浜宣言です。

アクリル板完備の飲食店の営業時間を延長し、酒類の提供も許可。「孤独のグルメ方式」導入でカップルや家族連れも安心できるコロナ禍の飲食店の在り方を提案しています。

YouTubeにも「脱・飲食店イジメ」についての演説動画が掲載されていました。

横浜市長選挙は8月22日投開票!

横浜市長選挙には多数の候補者がいて投票先に迷ってしまうかもしれませんが、

・IRのかわりに国際展示場を設営することに賛成する人

・「脱・飲食店イジメ」横浜宣言に賛成する人

・国会議員、県知事の経験を活かして横浜市の行政を行ってほしい人

に、田中康夫氏はおすすめです!

投票日は8月22日。当日に投票に行けない方は期日前投票制度をぜひご利用ください。

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