モンベルのフリーズドライ食品『リゾッタ』を食べ比べ! おすすめのトッピングも紹介

キャンプでの楽しみの1つといえば食事ですよね。ただ、調理や食べ終わったあとの片付けが面倒だな思うことはありませんか?そんなときにおすすめなのが、モンベルのフリーズドライ食品『リゾッタ』です。お湯を注ぐだけの簡単調理で、ゴミは最小限。美味しさもバッチリなので、キャンプや登山などのアウトドアシーンや、車中泊などさまざまな場面で大活躍のフリーズドライ食品です。食べ比べた感想や、おすすめのアレンジもお届けします!

アウトドアでの美味しい食事が簡単に手に入る! モンベルのフリーズドライ食品『リゾッタ』の特徴

モンベルのリゾッタは「すぐにできあがる、アツアツのおいしいご飯を食べたい」というコンセプトのもとに作られた、まったく新しいアウトドア食品です。

まずはリゾッタの特徴をご紹介します。

モンベルのリゾッタの特徴【1】フリーズドライ製法で実現した短い調理時間

筆者撮影

リゾッタの特徴の1つ目は、短い調理時間です。

携帯性に優れたアウトドア食品といえば、アルファ米が一般的。しかし、お湯を注いでからできあがりまでに15~20分ほどかかるため、食べ始めるころには冷めてしまうことも。

リゾッタはお湯を注いでわずか3分で完成。そのため、アツアツで美味しいご飯が食べられます。

リゾッタの短い調理時間の秘密は、フリーズドライ製法です。

フリーズドライ製法は、食品内部の水分を凍結させたあと真空状態にして、食品内部の水分を抜く製法のこと。水分が失われて内側に隙間ができたお米は、熱湯を注ぐと瞬時に水分を吸収するため、短時間でお米がもどるという仕組みです。

ちなみにリゾッタは、水でも5分でできあがります。標高が高い場所や、風が強い日にガスバーナーがうまく使えず、お湯が沸かせないときでも安心ですね。

なお、調理のときは、中に入っている乾燥剤を取り忘れないよう気を付けてください。ときどき、乾燥剤がお米の中にまぎれて見えづらくなっていますが、必ず取り出すようにしてくださいね。

モンベルのリゾッタの特徴【2】いろいろな味を楽しめる

筆者撮影

モンベルのリゾッタは、和風の味付けやエスニックなものなど、味のバリエーションが豊富。どの味もクセがなく、美味しい味付けです。

また、水で戻すフリーズドライ食品特有の「べちゃっ」とした食感ではなく、ふんわりとした食感。口当たりがやさしく、とても食べやすいフリーズドライ食品です。

モンベルのリゾッタの特徴【3】超軽量

筆者撮影

リゾッタは、フリーズドライ製法により、可能なかぎり水分を飛ばしてあるので超軽量。

また、登山中のゴミを減らすことを想定して、使い捨てのスプーンはついていません。そのため、リゾッタ1袋あたりの重さはわずか85g

バックパックでのキャンプやツーリングでのキャンプなど、荷物を軽量化したいときにピッタリです。

モンベルのリゾッタの特徴【4】防災用品としても優秀

筆者撮影

リゾッタの賞味期限は、常温保存で5年6か月とかなり長期。パッケージはコンパクトで場所をとらないので、非常時の保存食としても適しています。

また、お湯や水がなくても、お菓子のようにポリポリと食べることも可能

災害時には水の確保が難しいことも考えられます。万が一の備えとして、モンベルのリゾッタをストックしておくのも良さそうですね。

モンベルのフリーズドライ食品『リゾッタ』を食べ比べ! 筆者おすすめのトッピングも紹介

ここからは、以下のリゾッタを食べ比べた感想をお伝えしていきます!

  • ベーコントマトクリームリゾッタ
  • ガーリックリゾッタ
  • カレーリゾッタ
  • 五目リゾッタ
  • 梅しそリゾッタ
  • サーモンチーズリゾッタ
  • コーンリゾッタ
  • ガパオリゾッタ

なお、2021年7月に、ビビンバリゾッタとデミグラスリゾッタが新発売されています。筆者が食べ比べをしたのは、ビビンバリゾッタとデミグラスリゾッタの発売前のため、全部で8種類となります。

種類が多すぎて、どれを買おうか迷っているという人は、ぜひ参考にしてみてください。

モンベルのリゾッタ食べ比べ【1】ベーコントマトクリームリゾッタ

筆者撮影

ベーコントマトクリームリゾッタは、優しくまろやかな味付けで食べやすく、万人受けする美味しさだと感じました!いろいろなスープやサラダに合わせやすいリゾッタです。

スタンダードな味付けなので、少し味を変えたいなと思ったらガーリックチップをトッピングすると、さらに美味しくなります!

どの味を試そうか迷ったら、まずはベーコントマトクリームリゾッタを選んでみると、間違いないと思いますよ。

モンベルのリゾッタ食べ比べ【2】ガーリックリゾッタ

筆者撮影

ガーリックリゾッタは、にんにくの風味がしっかりと効いていて、食欲がそそられます。ガーリックチャーハンを食べているような感覚で、ガツンと食べごたえのある味わいがとても美味しかったです!

ガーリックリゾッタのパッケージのように、ガーリックチップや小ねぎを加えると、風味が増してさらに美味しくなりますよ。

筆者は、エビ・マッシュルーム・小ねぎ・目玉焼きを乗せて、ボリュームたっぷりにして味わいました。

モンベルのリゾッタ食べ比べ【3】カレーリゾッタ

筆者撮影

カレーリゾッタの特徴は、できあがったときの香りです!スパイスの香りが豊かで、ガーリックリゾッタ同様、食欲がそそられます。

ただ、香りのわりには、食べたときのスパイスの効きが物足りないかなと感じました。その分、辛さは控えめなので、お子さんでも食べやすい印象です。

トッピングには、ゆで卵とパセリを加えて彩りを良くしてみました。フライドポテトなど、ジャンキーな副菜を加えれば、食べ応えバッチリのキャンプ飯の完成です!

モンベルのリゾッタ食べ比べ【4】五目リゾッタ

筆者撮影

五目リゾッタの特徴は、だしの味がしっかりと染みています。アウトドアで和食を味わいたいときにはかなりおすすめ!

付属のトッピングは少なめなので、和風の具材を加えたりおかずを添えたりすると、より美味しく食べられますよ

筆者は、五目リゾッタにはだし巻き卵をトッピングしてみました。みそ汁と漬け物を添えれば、和風キャンプ飯のできあがりです!

モンベルのリゾッタ食べ比べ【5】梅しそリゾッタ

筆者撮影

五目リゾッタに続いて、こちらも和風の梅しそリゾッタ。

香りは控えめですが、しその味がしっかりとついていて、とても美味しいです!しその味が好きな人には、かなりおすすめできます。

梅しそリゾッタには、梅干しと白ごまをトッピングしました。梅しそリゾッタも、みそ汁や和風のおかずと一緒に食べるのがおすすめです!

モンベルのリゾッタ食べ比べ【6】サーモンチーズリゾッタ

筆者撮影

サーモンチーズリゾッタの特徴は、できあがった瞬間、かなり濃厚なチーズの香りが漂うところ!チーズが好きな人は、とろけるチーズや粉チーズを加えると、より美味しく食べられます。

サーモンチーズリゾッタにはパセリだけトッピングして、彩りを良くしてみました。

味も風味も濃厚なリゾッタなので、サッパリした付け合わせがピッタリですよ!

モンベルのリゾッタ食べ比べ【7】コーンリゾッタ

筆者撮影

コーンリゾッタは、クセがなく食べやすいため、万人受けしそうな味わい!

リゾッタシリーズの中では一番スッキリした味なので、お肉などの濃いめの味付けの料理と合わせるのがおすすめです。

筆者は、おかずに鯖の水煮をチーズでとじたものと、じゃがりこポテトサラダを用意しました。こってりしたおかずと、さっぱりしたコーンリゾッタの相性が抜群でした!

モンベルのリゾッタ食べ比べ【8】ガパオリゾッタ

筆者撮影

タイ料理のガパオライスをモチーフに作られたガパオリゾッタ。

タイ料理というと、辛さやクセの強さをイメージする人が多いでしょうが、ガパオリゾッタは少し甘めの味付けで、とても食べやすいです。辛めの味付けが好きな人は、鷹の爪などを入れると、より美味しく食べられます!

ガパオリゾッタには、タイ風のおかずを合わせましょう!筆者は春雨サラダと、セロリとつみれのスープを用意しました。

モンベルのフリーズドライ食品『リゾッタ』を食べるときの注意点! カトラリーの準備は忘れずに

筆者撮影

前述しましたが、リゾッタには使い捨てのカトラリーはついていません。そのため、カトラリー付きのアルファ米などを食べ慣れている人にとっては、少々不便に感じるかもしれません。

ただ、リゾッタは登山中のゴミを減らすことを想定してカトラリーを入れていないため、環境への配慮だと捉えて、カトラリーは自分で用意しましょう。

筆者おすすめのカトラリーは、プリムスの『トレイルスポーク』です。

トレイルスポークはチタン製なので、軽量かつコンパクト。先端が3つに分かれたフォークになっているので、リゾッタをすくって食べつつ、おかずは刺して食べられるので、おすすめですよ。

モンベルの『リゾッタ』で簡単キャンプ飯! アウトドアでも簡単に本格的な食事が楽しめる

筆者撮影

今回は、モンベルのフリーズドライ食品『リゾッタ』を紹介しました。

リゾッタは、素早く簡単に本格的な食事を楽しめます。持ち運びに便利で、ゴミを減らす工夫もされているため、車中泊にもピッタリです!

次回のキャンプ飯のレシピを考えている人は、ぜひ試してみてくださいね。

モンベルの『リゾッタ』以外もチェック! おすすめのフリーズドライ食品や冷凍食品

© ハピキャン